北杜市産の筍が、ようやく出てきた。
1本だけ購入して、ゆっくりと米ぬかで茹でて灰汁を抜き、刺身風にしたり筍ご飯にして楽しんだ。季節の味はいい。
ウォーキングしていても、竹林で筍の時期を通り越して伸びすぎた若竹を見かける。中途半端にひょろりと細長く、不安定な様子をしている。
空へとまっすぐに伸びたくても、自らの重みを支えきれない。伸びゆく自分に往生しているかのようだ。
そんな若い竹を見ると、ひどく頼りない心持ちになる。
思春期の頃の気持ちを、思い出すのだ。素直にまっすぐに明るい方へと向かい伸びていくことができず、やはり往生していた頃の気持ちを。
中くらいの大きさの筍を、1本だけ購入しました。
米ぬかと鷹の爪で茹でて浸して、灰汁抜きをしました。
晩には、筍と姫皮のお刺身風にして。
朝ご飯に、土鍋で筍ご飯を1合炊きました。
庭の山椒の木から木の芽をとってきて、パンと叩いて香りを出します。
若芽のお味噌汁も、木の芽で春の香りをいっぱいに楽しみました。
おはようございます。
採れたての筍、本当に美味しそうです。
我が家でも友人の竹薮で掘らせてもらったのですが、皮をむいたら8センチほどの大きさでした。
でも味は最高でした。
姫皮もおいしいですね。
山椒の葉と筍の出会い!まさに季節の贈り物ですね。
北杜市、自然豊かでいいところでしょうね~。
hanamomoさん
おはようございます♩
採れたては灰汁も少なくやわらかいですね。
筍掘りはしたことがないんですが、おもしろそうですね。
自分で掘った筍、格別でしょうね。
山椒の木は、越してきた頃に植えました。
毎年、木の芽と実を収穫して楽しんでいます。
筍の季節に木の芽が葉を開くのも、その相性の良さも、自然をいただく醍醐味を感じます。
茹でた筍の香りがこちらまで、届きそう!です。
筍の皮をのせた、器。とてもいい感じですね!
久しく、筍をゆがいていないなあ~と思いました。
義母が健在だった頃は、義母経由でもういいよというくらいあちこちから筍をいただいて
いたのに・・・。
今思えば、ぜいたくな事だったのですね。
今更ながら、気づいたことです。
ぱすさん
筍、香りも灰汁も歯ごたえも、存分に季節を楽しめる食材ですよね。
お義母さまがご健在の頃に。そうですか。
我が家も、近所のおじいちゃんですが、亡くなる前の年まで毎年庭の筍をいただいていました。
あとから、あのときの味わいは贅沢なものだったと気づくこと、きっと多いんでしょうねえ。
今は毎年少しだけ購入して楽しんでいます。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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