パクチーをたくさんいただいて、幸せ気分でたっぷり食べている。
苦手な人も多い、好き嫌いの分かれる野菜だが、わたしは初めて食べたときから苦手意識はなく、料理の味を引き出す優れた薬味だと思った。
そして食べるたびに好きになっていく。
本来薬味ならば、添える程度。少しあればいいもの。だが、だんだんたっぷり食べたくなってきた。癖になる味なのである。
考えてみれば、薬味とはそうしてエスカレートしやすい位置にあるものなのかも知れない。ラーメンの葱だって、昔は薬味程度に添えられたものがスタンダードだったが、今は葱ラーメンと名がつく葱が山盛りに入ったものや辛葱ラーメンと呼ばれる白髪葱に唐辛子系のタレがかかったものも、ごく普通だ。
朝食の味噌汁に入れる茗荷も、以前はふたり分で1本刻んでいたが、庭で茗荷がとれるこの時期だけは、贅沢に2~3本刻んでたっぷり入れている。
薬味は、あると美味しい味から、なくてはならない味へと変化し、さらにそれを超え、料理の主役にまでのし上がろうとしているのではないか。
などと薬味好きのわたしは考える。まあ、生姜や山葵や唐辛子のなどの刺激系のものはいざ知らず、葱も茗荷もパクチーも、身体に悪いと言われるほど食べる心配はないだろう。好きなだけ楽しめばいい。大切なのは、美味しいと思える範囲内で食べることかな。
うーん。人って、少しでも刺激があるものの中毒になりやすいのかも知れない。甘いものを求めて、辛いものを求めて、酔うことを求めて、覚醒することを求めて。無論、中毒になってもいいものとそうでないものは分かれるのだろうが。
さて。パクチーはスーパーで買うと、ほんの少しのパックで200円くらいはするので、たっぷりいただくのはちょっと贅沢。産直野菜売り場でどさっと売っているものを狙い、季節のあいだ楽しもうと思う。
パクチーだけをたっぷりのせた豚の冷しゃぶ。ナンプラー味です。
サラダに普通に入れて、醤油が入ったドレッシングをかけるのも合います。
クックドゥが出した炊飯器で炊くアジアンチキンライス。
シンガポールチキンライスより、味は醤油が効いたしっかり濃い目でした。これにも、パクチーとライムが相性抜群です。
庭で花を咲かせ始めた茗荷たちです。今年は例年に比べて開花が遅いです。
いつからか、茗荷と生姜をたっぷり入れるようになった茄子の浅漬け。
パクチーが主役のお料理ですね~
私もパクチーはじめ、薬味は好きなので、あればてんこ盛りにしたいタイプです。(笑)
脇役にしておくのは勿体ないですよね。
ところで、茗荷は花が咲くんですか?
前に出てきた物をもぎ取ったら、まだまだ先で収穫した方が良いような黒くて硬い感じだったんです。
収獲するタイミングがイマイチわからないんです・・・(*_*;
それにプランターに密集して植え過ぎているかもしれません。(汗)
ユミさん
薬味てんこ盛り、美味しいですよね~♩
茗荷の花、初めてですか?可愛いでしょう。
ネットで調べてみたら、プランター栽培の一年目は8月後半くらいから9月に食べられるみたいですよ~
花が咲いたときが、たぶん食べ頃だと思います。
我が家の茗荷も今年は少なくて、密集し過ぎてるのかな~間引きしないとダメかな~と思っていました。茗荷、とれるといいですね♡
毎日暑いですね。夏バテしない秘訣は麦茶を沢山、ミネラルが豊富だそうです。でもやっぱり食欲ですね。薬味沢山のソーメン美味しい~。おかげで体重増加気味。茗荷沢山いただきました。いまでているのは夏茗荷です、秋の彼岸頃に秋茗荷が収穫できます。私の所は秋茗荷です肥料をあげたことはないですが、二年に一度くらい野菜の土を芽の出る前に追加してます。花が咲いたら収穫すると香りがよいと聞いたことがあります。甘酢漬にしてピンクになったら、刻んでおにぎりにしても美味しいですよ。
パクチーは、まだ少し苦手なんです。
悠里さん
ほんと、毎日暑いですね~わたしはジャスミンティー派ですが、麦茶、そう言われれば栄養ありそうですね。
茗荷に夏と秋のものがあるって初めて知りました。
来年は、野菜の土、足してみます。
うちのは夏茗荷なんですね。毎年8月いっぱいくらいは食べられます。
今毎日花が咲いて、可愛いですよ♩
パクチー慣れると美味しいんだと思いますが、食べる機会があんまりないかもですね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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