大型連休。今年は、北陸新幹線で金沢へと旅した。
夫が、被災地の家の片づけなどをするボランティアに行きたいというので、同行することにしたのである。
最初は、ボランティアもしない自分がのこのこついていくだけというのも間抜けな感じがして迷った。とはいえ一緒にボランティアに参加するのは難しい。すぐに腰を傷めるから重たいものも持てないし、体力的に自信がない。足手まといになるのがオチだ。
金沢は、40年以上まえ、二十歳の頃にひとり旅した。それ以来になる。行きたい気持ちは大いにあるが、しかし、観光観光と浮かれた気持ちで訪ねていいものなのか。しばらく迷っていた。
同行することにしたのは、行き帰りの佐久⇔明野の運転でボランティアする彼のために一役買えることと、金沢を旅するのも復興支援につながればと思ったからだ。
食べて、飲んで、買い物して、復興支援。
都合よく、そう考えることにした。
迷っている人は、きっと多いと思う。
被災地に、今、観光で訪ねていいのかと。
金沢を旅して、迷う気持ちはあったが、行ってよかったと思った。行ってもいいのだと。
行こうよ、金沢。行こうよ、能登半島。
JR佐久平駅で、北陸新幹線「はくたか」に乗りました。
金沢駅前東口のシンボル「鼓門」。雨が降ったりやんだりの旅でした。
ひがしやま茶屋街の「東山みずほ」で、ひとりランチ。野菜の味わいの濃さが印象的で、ご飯には、かすかなお焦げがあって美味しかった。土鍋で炊いた珠洲市の「すえひろ舞」。復興支援の意味合いも含め、美味しい珠洲市のお米を炊いているそうです。
デザートの豆乳プリンには、「加賀麩不室屋」の麩のお菓子がのっていました。
ひがしやま茶屋街ならではの佇まい。女性のひとりランチも気軽にできるお店でした。
トイレ休憩ができる公園で、アイス珈琲を飲みました。「百年珈琲」です。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
こんにちわ
能登半島地震から4か月が経ったのですね。
まだまだ、不自由な生活を強いられている方々も多いと思いますが、町が活気づくことで少しでも、前へすすむことができたらいいですね。
北陸新幹線の延伸も大きな希望ですね。さえさんの記事を拝見して、北陸新幹線の路線図を初めて見る機会となりました。佐久平まで出られると、新幹線に乗れるのですね。浅間山が見えたのが、佐久市だったなあ~って思いました。その佐久市のことでしょうか?
ボランティアの方もこの連休を利用してたくさん行ってらっしゃることでしょうね。
金沢はとてもいいところですね。
ひとり旅がなんだか似合う街ですよね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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