2022年に公開された映画『ツユクサ』は、伊豆の海辺の町で暮らす女性のストーリー。
『愛を乞うひと』などを手がけた平山秀幸監督が、脚本家 安倍照雄によるオリジナルストーリーを、10年間温め映画化したという。
主題歌は、昭和の色濃い、中山千夏の「あなたの心に」。
〈cast〉
五十嵐芙美【小林聡美】タオル工場で働く49歳。一人暮らし。
櫛本直子【平岩紙】芙美の同僚でアラフォーの友人。航平の母。
櫛本航平【斎藤汰鷹】直子の息子で、芙美の親友。天文オタクの小学生。
菊地妙子【江口のりこ】芙美の同僚で友人。
篠田吾郎【松重豊】道路工事の交通誘導員。草笛を上手に吹く。
〈story〉
タオル工場で働き、夕方ジョギングして、ひとり分の夕食を作って食べる。芙美は、そんな毎日を過ごしていた。
新たに始めたのは、断酒会に入ったこと。断酒して2週間になる。
その帰り道、隕石が芙美の車に落ちてきた。航平は、「一億分の一の確率」だと興奮する。芙美も、航平につられ、いいことがあるかもしれないと悪い気はしない。
それからすぐ、芙美には、ジョギングの道々すれ違う気になる男ができた。草笛でメロディを奏でる篠田吾朗だ。
子持ちで再婚した直子は、夫の転勤のことで悩む。
未亡人の妙子には、どうやら恋人ができたようだ。
登場人物はみな、明るく穏やかに生きている。
けれど、芙美にも、直子にも、妙子にも、笑って語ることはできない過去があった。
当たりさわりのない話で笑いあう姿にも、それぞれなにかをあきらめ手放して生きてきた人の哀しさと軽やかさを感じる。
「ツユクサは、どこにでもあるありふれた花でした」
ツユクサを選び草笛を吹き、そう語る吾朗も過去の傷を抱えていた。
「どこにでもある大人のおとぎ話」とありました。
大人たちのなかで、子役の斎藤汰鷹くんの明るくまっすぐな演技が光っていました。
予告編は、こちら。
☆画像はお借りしました。
こんにちわ
「ツユクサ」
私たち世代がゆったりと見れる映画でしたね。
小林聡美、唯一無二の人ですね。出演すると、やっぱり気になりますね。
松重豊、江口のりこ、平岩紙・・・さらにどの人も気になりました。
主題歌が中山千夏の曲だと森山良子のラジオで紹介されていたんですよ。
懐かしい昭和を思わせる曲ですね。
それで、この映画を知りました。
この映画みたいな~。
小林聡美さんは大好きな女優さんです。
人はみんな悩みを抱えながら生きているんですよね。
私には悩みなんて一つもないという人がいたらそれは嘘。
小林さんのお母さまは秋田の方ですよ。
秋田のおばさんからいぶりガッコが送られてくるってラジオで言っていました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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