森を挟んだお隣さんに、梅をいただいた。梅干しを漬けることにする。
数年前、梅干しを漬けたことはあるが、うまくいかなかった。
それから敬遠してきたので、梅干し初心者である。
ジップロックで漬ける簡単そうなレシピを選び、さっそく漬けた。
材料は、黄色に熟した梅 600g、粗塩(梅の18%)108g、焼酎 50ml
①梅を洗い、キッチンペーパーでていねいに拭く(カビ防止)。
②へたを取る。
③梅とホワイトリカーをジップロックに一緒に入れ、梅をじゅうぶん湿らせる(消毒)。
④ホワイトリカーを捨てる。
⑤一気に塩を入れ、しっかりと梅に塩を絡める。
⑥空気を抜いて、ジップロックを閉め、常温で2週間から1ヶ月保存。
梅酢は順調に上がり、黴びることなく漬かった。
次は、天日干しだ。梅雨明けに、3日3晩天日に干す。というのが、スタンダードだそうだ。
晴れが続いたので、フライングして干し始めてみた。
わからないことだらけだったが、なんとか干し上がった。
さて。干し上がった梅干しの保存方法だが、消毒した瓶などに入れるのは同じだが、①そのまま保存。②一度梅酢にくぐらせてから保存。③梅酢に漬けて保存、と3つの方法があるという。
さらに、その後の食べ頃の時期も、3ヶ月後には食べられる、いや1年は置く、3年置いた方が美味しい、など、様々だ。
正解は、ないのかもしれない。
自分の好きな味を、模索していくものなのだろう。
それを考えると、また来年も漬けたいという意欲がむくむくと湧いてきたのだった。
熟していた方の梅を、その日のうちに漬けました。
青い方の梅は、追熟がうまくいかなかった。残念。
ホワイトリカーで、消毒中。
リカーをしっかり水切りして、全体に塩をまぶします。
漬けて5日後。すっかり水が上がって、梅もやわらかくなっていました。
2週間ほどで、干し始めました。梅酢も天日干しすると、消毒されて日持ちするそうです。
1日じゅう、太陽がじりじり照りつけている日でした。クッキングシートをくちゃくちゃ丸めて皺を作って梅をのせると、くっつきにくいそうです。
その後、雨の日もあり、ふたたびじりじり照りつけてる日まで待ち、5日干しました。大きな梅の場合、3日といわず4日から5日干すとよいそうです。
完成。ちょうどぴったり入る瓶があり、煮沸消毒して詰めました。
出来上がりましたね!
優しい色の梅干しですね。
私も1キロだけ小梅ですが漬けました。
まだ干していませんが。
炊き立てのご飯にのせて食べたら美味しそうです。
出来立ての梅干しは若い味がしますが香りがいいですよ。
1年ほど寝かせた梅干しはまろやかになってまた美味しいです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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