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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

きのうの失敗

翌日になって、きのうの失敗に気づく。

そういうことが、ままある。

そのときには気づかなかったことを、俯瞰して見るには時間も必要だ。そして、立ち位置を変えてみることも。

 

今週も、何年も撮ることのできなかった明野の農道と富士山のコラボレーションを写真に撮って喜んでいたら、翌日同じ道を走り、ああ、ここから撮るべきだったというスポットに出くわした。残念ながらその日の富士山は霞んでいて、撮れない。

というか、この季節富士山は霞んでいることの方が普通で、くっきり見えることの方が希。絶好の日和を逃してしまったという訳だ。

 

そもそも、車を停めやすい場所で「この辺でいいや~」と思ったのが失敗の始まり。

「富士山、小さいな」と頭の片隅で思った。その声にも耳を貸さなかった。

走る方向にも、原因はある。

帰り道だったから、富士山方向へ向かっていなかった。向かいつつ、ここだ! という場所で車を停めればよかったのに。

 

という訳で、今年は明野の農道の桜と富士山のコラボレーションは、不本意に終わった。

来年の楽しみが増えた、と思うことにしようか。

富士山と桜。フラワーセンターの看板が邪魔だなあと看板下まで歩きました。

まあまあかな~と思って撮った一枚。

さらにアップにして撮りました。来年の『地球の歩き方』富士山オンパレードに使えるかな。

撮りたかったのは、ここからでした。来年かな。

邪魔だったのは、この看板。しょうがないけど。

振り向くと、八ヶ岳。

赤い車が愛車です。ここに停められてホッとしたのがいけなかった。トホホです。

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    春って霞んでいることが多いのですね。
    そういえば武田百合子さんの富士日記を読むと別荘から見える富士山の様子を克明に描いてあります。
    みどりだったり、むらさきだったり、春は霞んでぼんやりとした形というのもありました。

    風景を撮っていると邪魔な看板や旗が多いですね。
    看板は大きいし、どこでも旗は経っているし。
    先日は交通安全の旗で見えなかった自転車の人が車と接触したそうです。
    旗は日本独特の文化なのでしょうか、あれ個人的にキライです。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    そうなんです。毎日、山を見ているとよくわかります。
    『富士日記』読んだことはないのですが、レビューを見ると魅力的な女性だったようですね。
    読んでみたいと思います。
    そうそう。山は青いだけじゃないですね。緑。紫。ピンク。あります、感じること。
    刻銘に描写する、ということに挑戦してみようかなと思いました。
    旗が事故の起因に。しょうがないけれど、しょうがないとも思えない事故ですね。
    そうか。日本以外にはあまりない文化なのですね。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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