『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログで、「富士山オンパレード」と題して、過去の富士山の画像を集めてみた。
ここ北杜市は山梨でも長野側なので、富士五湖周辺などとは違い県内でも富士山から最も離れた場所だが、しっかりとその姿を捉えることはできる。
季節を問わず日々当たり前のように眺めてきた富士山。
その荘厳な姿を目にするだけで、心が洗われるような、正されるような気持ちになる。
もちろん何も考えず、ぼんやり眺めることのほうが多いのだが、この地に越してきて20年。知らず知らずのうちに富士山を見続けてきた。
もしかしたら、それが何やら心や身体に小さな影響をもたらしているかも知れないとふと思ったのは、石田ゆり子のエッセイを思い出したからだ。
人は目にしたものをコピーする力があると思うから、素敵だなと思う人を見て、その魅力を積極的に感じるのはいいかもしれません。わたしは、クローゼットにバレリーナの写真を貼っています。彼女の凛とした佇まいが美しくて、そういうふうにありたいと思いながら毎日眺めています。
これからは、ぼんやりではなく、そういうふうにありたいと思いながら富士山を眺めてみようか。
今年1月5日、明野から撮った富士山です。
町内の「ハイジの村」近くの農道から撮った富士山。
たまに開くと、ハッとするエッセイ集です。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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