キッチンに備え付けてあるガスコンロが、壊れた。
使っていないときにもピーピーとエラー音が鳴るようになり、調べるとセンサーが壊れたようだが、すでに部品の取り扱いはないという。
新しいものに交換するよりほか、ないそうだ。
もったいないような気はしたけれど、新しいガスレンジを取り付けた。やはり新しい器具は、気持ちがいい。
タイマー機能も揚げ油の温度設定も以前と同じだが、魚焼きグリルが進化していた。
「ココット」という取り外せる蓋付きの鉄板がついていて、トーストや肉を焼くときに便利だし、揚げ物の温め直しもできる。
網の魚焼きにもココットにもオート機能があり、焼き魚なら「姿焼き」「切り身」「干物」と選び、焼き加減を3段階で選ぶと勝手に時間を設定して焼き始め、焼き上がると火が消える。
気をつけようと思うのは、五徳の高さがある分、鍋やフライパンの位置が2㎝ほど高くなったこと。弱火と強火の方向が反対だということ。
感覚的に身体が覚えている動作で、ケアレスミスをしそうだ。火を扱うという危険をし認識し、使っていこう。
さまざまな機能を使いこなせれば、料理の楽しさ&気軽さがアップしそうだ。
夫にも気負わず使ってもらおうと思い、ガス屋さんの説明を一緒に聞いた。
新しいガスコンロ。今までブラックだったので、ベージュにしてみました。気分一転。右に置いてあるのがココットです。
いちばん最初に作ったのは、鮭の南蛮漬け、すだち風味です。180℃の温度設定で、揚げました。その機能はこれまでと同じなので戸惑うこともありません。
夏らしい夕餉ですが、卵ディップの茹で卵はガスレンジのタイマーで12分茹でました。タイマー機能は、ほんと便利です。
魚焼きグリルのオートで、秋刀魚を焼いてみました。姿焼きと標準を選ぶだけ。
きれいに焼けました。今年の秋刀魚は細くて小さいけれど、美味しかったです。
ランチには、ココットでトーストを焼き、バーベキューの残りのフランクをフライパンで焼いたんですが、弱火にしようと思ったのについ癖で強火にしていました。危ない危ない。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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