以前、夫のいとこのお嫁さんからプレゼントしていただいた靴下が、とても履きやすく気に入っている。
『千代治の靴下』のスポーツカジュアルソックスで、底パイルが厚めに入っているのと、足首がゆったりしているのがいい。2色の糸でマーブル編みになっているのも洒落ている。カラーも豊富だ。赤も「レッド」「チリペッパー」「モミジ」といろいろある。
その後買い足して、毎日のように履いている。夫も気に入って、渋めの色をスーツに合わせたり、ビジネスシーンでも活躍してくれている。
先日、実家に帰った際に、病み上がりの父が足首までのスニーカーソックスを履いているのが目に留まった。
「寒くないの?」と訊くと「足首が絞めつけられるのが嫌でさ」と言う。
さっそく父にも、千代治のスポーツカジュアルソックスを送った。やはり気に入って履いてくれているようである。
よくよく考えると、可笑しくなってくる。
夫とわたしとふたりで色違いの靴下を履いているばかりか、東京で暮らす父までもが色違いでおそろいの靴下を履いているのだ。
もしかしたら、神戸で暮らす夫のいとことお嫁さんも履いているかも知れない。靴下、おそろい、色違い。千代治の靴下、地味に拡散中である。
わたしの靴下です。「ボタン」「ライム」「カキツバタ」「カプチーノ」
こちらは、夫の靴下。冬は温かく、夏は涼しいんです。
撮影してたら、ハリーとネリーが「僕たちも撮って!」と寄ってきました。千代治で買った冷えとり靴下も続けています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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