「甲府山の手七福神」を、少しずつ巡っている。
夫が膝の手術をした病院のすぐそばなので、行き来するついでに、早くよくなりますようにと手を合わせているのだ。
ついでというと神様たちに申し訳ないような気もするけれど、こういうことでもなかったら七福神巡りをすることもなかっただろう。これも何かの巡り合わせだと思っている。
「塩澤寺(えんたくじ)」には、大黒天が祀られている。
もとはインドの戦いの神「シヴァ神」だと言われているが、日本では、開運招福、財運隆昌の御利益があるとされる神様だ。
全身の色が黒く、福を入れた袋を背負い、打ち出の小槌を持ち、にこやかに微笑んでいる。
幸せを入れた袋と、何でも出せる打ち出の小槌。
欲深く、他人より幸せになりたいだの、あれこれ欲しいなどとは思わぬが、七福神を巡っているとこうして手を合わせずにはいられないときがあるのだと知る。
宗教は持たなくとも、祈る気持ちはきっと誰もが持っているものなのだ。
甲府湯村温泉街にたたずむお寺です。
厄除け地蔵寺「塩澤寺」です。
「厄地蔵さん」と呼ばれる地蔵菩薩を祀るお寺だそうです。
2月13日、14日が大祭だそうで、境内はその準備で普段とは違うようでした。
外には石の大黒天像が。
社務所にはブロンズでしょうか、なでると御利益があるという大黒天がいらっしゃいました。消毒をしてなでさせていただきました。
今日の秋田はこの日の青空に負けないくらいのいいお天気です。
寺社巡りしたいな~と思っても雪がね~。
やっぱり家ごもりになってしまいます。
ご主人ひざの手術をなさってのですね。
夫の周りも膝を悪くして手術した人が多くおります。
どうぞお大事に。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。