夫であるYasuoMaedaのlife is funカレンダー。2024年は、すべて2022年秋に旅したイタリアの写真で構成されている。
3月は、トリオンファーレ市場。
ヴァチカン博物館近くにある、地元住民に愛される市場だ。
この市場には、朝食抜きで「サン・ピエトロ大聖堂」へ行った帰りに立ち寄った。
1度目に朝8時には並ばないと入館できそうにないと知り、カフェが開く前に出かけたのだった。
ぶじ、大聖堂を味わい、しかし外に出たときにはかなりの空腹だった。
そこはよくできたもので、周辺にはモーニング的なメニューを揃えたカフェがいくつかあり、そこでブランチにすることにした。
そこで、ちょっと失敗した。
「このメニュー、パンついてないよ」
「じゃあ、サンドイッチも頼むか」
と先走ってオーダーしたら、しっかりトーストがついていた。空腹は、判断を誤らせる。残りは、テイクアウトに包んでくれたけど。
そのあと行った「トリオンファーレ市場」でポルケッタ(子豚の丸焼き)をスライスしてもらい買って帰って、テイクアウトしたパンに挟んで、アパートのベランダでビールを飲んだ。こういう食の連続ストーリーはなぜかよく覚えている。
写真の水牛のチーズを持ち上げるのは、ポルケッタのお店のお母さんで、肉はお父さんと息子が担当、チーズはお母さんが担当、という家族経営の店だった。
ポルケッタを買い、夫が大きな一眼レフで写真を撮らせてもらうと、父子ふたりはご満悦。
すると「ポルケッタばかりじゃなくて、チーズも撮ってよ」と、お母さん。
そこから、隣の薬屋のあいつも撮ってやってくれ、きのこ屋の彼もいい顔してるんだ、と写真家は引っぱりダコとなったのだった。
いい笑顔。イタリア語だったけど、言いたいことは、仕草と表情でわかりました。
YasuoMaedaのホームページはこちら【life is fun】
ベーコン&オムレツのモーニング。このあと、ボリュームのあるサンドウィッチが運ばれてきました。
トリオンファーレ市場。魚屋さんは、絵になるなあ。
八百屋さんは、カラフル。
粉やお豆のお店。量り売りが基本でした。
夫が撮った、カレンダーのお母さんのお店のポルケッタの写真です。
トイレその1、日比谷花壇のカレンダーは「Unique combination 個性的な組み合わせ」でした。
トイレその2「ヨーロッパの古城と宮殿」は、スロバキアの「ボイニツェ城」。
数多くのファンタジー映画の撮影に使われているそうです。
もとは木の砦だったものを、城主が変わるたびに姿を変えていったとか。最後の城主パルフィーは建築家でもあり、ロマンス風の現在の建築が完成したといいます。
海外の童話のお姫さまが、優雅に暮らしていそうな感じですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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