夫である写真家YasuoMaedaの、来年2024年のカレンダーができた。
2019年からずっと、「Life is Fun(何でもない日常の大切さに思いを馳せるような人と風景の写真)」をテーマに置き、作り続けている。
2024年は、すべて昨年秋に旅したイタリアの写真だ。
タイトルは「Life is Fun 笑顔の戻ったイタリアを旅する」。
「今この瞬間も、彼らにとってごく普通の一日の何でもない時間なんだ」
今年の秋に旅したスペインでもそうだったが、イタリアの旅でも、そう感じるシーンが多々あった。
働いてご飯を食べ、家族や友人とおしゃべりをして、テレビを観たり買い物したり、ときには失敗したりケンカすることもあって、泣いたり怒ったり、でもまた笑ったり幸せを感じたり、そんな数々の時間がとどまることなく流れていく。
イタリアで出会った人々の笑顔や暮らしを切りとった一枚一枚の写真には、彼らの暮らしが息づいているのだと、ゆっくりゆっくり捲りながら実感した。
当たり前の日常は、けれど当たり前にあるものではないと、最近強く思う。
戦争や災害、いつ何が起こるかわからない世界にいるからこそ、大切に守っていかなければならないのだと。
☆カレンダーは、1,000円(税込み・送料別)で販売しています。ご連絡いただければお送りいたします。
表紙は、ローマ近郊の小さな村、チヴィタ・デ・バニョレージョ。
4月は、ナポリのサンタ・ルチア。
9月は、ローマのトラステヴェレで。
11月は、ローマのテスタッチョ市場のバーガー屋さん。
ローマ近郊の表紙のほか、ローマ市内の市場や街角の写真が8枚、ナポリが1枚、ウンブリア州のペルージャが1枚、同じくウンブリア州オルヴィエート2枚で構成されています。
写真に添えられたYasuoMaeda氏のキャプションも、人気です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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