ホイアンの風土料理は、ベトナム料理のなかでも素朴なものが多いように思った。
ホイアン3大料理のひとつ海老の蒸し餃子「ホワイトローズ」は、餃子のように整ってはいなくてそれが「薔薇」のように見えたのだろう。
「フライド・ワンタン」も、手でつまんで食べられる大き目のカナッペのようで気軽だ。
うどん風汁なし米麺とガイドブックにある「カウ・ラウ」は、豚バラ肉がでんとのっかった見た目がいかにもローカルフードだ。
そんなホイアンの風土料理を楽しみながら、昼間はのんびりと街歩きした。
これまでもふたり旅では夫とふたりでシェアしながら食事してきたけれど、好みが似ているとばかり思っていた。苦手なものはほとんどなく美味しいのツボが一緒だから、気兼ねなく食事を楽しめる。
ところがホイアンでは、意見が分かれた。
とりあえず風土料理をと、ホワイトローズとフライド・ワンタンでビールを飲んだのだが、どちらもそれぞれ美味しかったけれど、夫はフライド・ワンタン派、わたしはホワイトローズ派だった。
2日目、ローカルな食堂でカウ・ラウとコム・ガー(ホイアン風チキンライス)を食べたときにも、夫はコム・ガー派、わたしはカウ・ラウ派と分かれた。
「違うんだ」
当たり前のことに、あらためて驚く。
黄色い建物が立ち並ぶホイアンの街を歩きながら、考えた。
(帰ったら、フライド・ワンタンとチキンライスを作ってみよう)
日本人が作ったとされる「来遠橋」は、日本橋とも呼ばれています。
ホイアン3大料理のひとつ、ホワイトローズ。プルプルの海老の蒸し餃子にフライド・オニオンをのせて。
2つ目は、フライド・ワンタン。具は、肉、海老、野菜などでマンゴーの味がするソースが美味でした。
チャン・フー通りの「ハイ・カフェ・レストラン」で。
ホイアンの街には、黄色い建物が並んでいます。ランタンもいっぱい。
リヤカーを押す女性。花柄のパンツが洒落ていますね。
築300年の古民家「クアンタンの家」です。
ここでは、ホワイトローズ作りの様子を見ることができました。
3つ目は、カオ・ラウ。コシの強い太麺に少しの汁をからめていただきます。豚バラ肉が豪快にのっていました。
コム・ガーも人気です。ホイアン風チキンライス。
ローカルな食堂「コム・ガー・ガー」で。
ホイアンにしばらく滞在されたのですね。
朝の人気のない風景も、またいいでしょうね。
来遠橋。この角度からの撮り方もあったのですね。水路に建物が映り込みとても綺麗ですね。
私は、逆光?で橋が暗く映ってしまい、イマイチ納得がいってなかったのです・・。(笑)
私も、ユミさんが行ってられたシークレットガーデンで食事をしたように思いました。
入口の様子、テーブルの感じ。店名が思い出せないのですが、ジャングルのようだったという記憶があるんです。
ホワイト・ローズは、同じワンタンを使った料理でもところ変われば、様々だなあと思いました。
世界遺産にふさわしい、いつまでも残して欲しい、ホイアンの街並みですね。
私も自分のブログを読み返して、2年半くらい前の事だけど、ほんとに懐かしく思い出しました。
ほんと、さえさん、ぱすさん、私が違う時間に日本じゃない遠い国で同じ場所に行ってたんですね~
スイカジュースだけじゃなく、ホワイトローズや揚げワンタンもよく出てきましたね。
私はフォーもよく食べました。
日本橋もやっぱり懐かしいです。
でね、さっそく北部中部を一緒に行った友達に、さえさんのブログで懐かしく思った事を伝えると、じゃあそろそろホーチミンも行きましょうか、っていう話になったんですよ。
来年にも実現しそうですよ。
そんなワクワクな気分にしていただいて、さえさんありがとう~
そしてリンクもありがとうございました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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