「これ八朔だっけ?」と、わたし。
「いやいや、甘夏だってば」と、夫。
この会話を、何度も繰り返している。
どうしても覚えられない。わたしには、こういうところがある。違いが認識できないのだ。
なので、調べてみた。
「八朔と甘夏と夏蜜柑の違い」
ネットは便利だ。
八朔【はっさく】果肉に水分が少なく、独特の苦味が特徴。
名は、旧暦の八月朔日(ついたち)頃が食べ頃だったことに由来。
原産地は広島で、今は和歌山で多く生産されている。
甘夏【あまなつ】夏蜜柑の一種。水分が多く酸味が少なく、糖度が高い。
正式な品種名は「川野夏橙(かわのなつだいだい)」
原産地は大分で、今は熊本で多く生産されている。
夏蜜柑【なつみかん】果肉は水分が多く、強い酸味が特徴。
正式な和名は「夏橙(ナツダイダイ)」
原産地は山口。ジャムやジュースに加工されることが多い。
夏蜜柑は加工されることが多く、店先に並ぶのは八朔と甘夏がほとんどだとか。外見は、つるつるお肌の八朔と、少し肌荒れ気味な甘夏と見分けるらしい。
よーし、覚えたぞ。これでもう甘夏を八朔と間違えることはない。
カルボナーラをカルボラーナと言ってしまう癖は、なかなか直らないんだけどね。
いただいた無農薬の甘夏です。
薄皮を剝くと、瑞々しくて驚きました。
そのまま食べたり、ヨーグルトと食べたり、楽しんでいます。
「つるつるお肌の八朔と、少し肌荒れ気味な甘夏」
これくらいだったら私も覚えられると思います。(笑)
しかし比較できる物があればいいけれど、ポンと一つあったら、
八朔か甘夏か夏みかん、たぶんわからないでしょうね。
味も水気もそれぞれの特徴、よくわかりました。
ありがとう~
今日は友達が作った甘夏のマーマレードをいただきましたよ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。