この冬お初、卓上七輪を出しての夕食にした。
用意した食材を炭火で焼く。これだけだけれど、これが美味しい。
美味しくて、簡単。だからたびたびやりたくなる。
しかしこれが、けっこう煙い。
気密性の高い住宅などだったら、スプリンクラー回るだろうというほど煙が出る。
もちろん換気扇は全開。一度ホッケを焼いて火が高く燃え上がり、それ以来ホッケだけはやめているが、それでも、翌々日くらいまで匂いも残る。
そしてこの季節、2階に洗濯物を干すことが多いので、洗ったばかりのタオルに肉だったり海鮮だったりの炭焼きの匂いがばっちりついていたりする。
なので洗濯物を非難させるようにしているが、慣れてきた頃にはうっかり忘れてしまうのが毎年の常となっている。
「子どもたちがいたら、嫌がっただろうねえ」
夫とたびたび話す。
2階は子ども部屋だったので、大人たちの困った遊びと白い目で見られ、卓上七輪禁止令が出されたやも知れない。
今は夫婦ふたりだけ。服や洗濯物に匂いがつくのも自己責任だ。
煙いけれどやめられない、大人の冬ならではのインドア遊びである。
去年の夏旅した厚岸の牡蠣。ふるさと納税でいただきました。
大粒!
プリプリです。
砂肝、ミノ、豚バラのにんにく塩胡椒。
テレビを観ながらバーベキュー。大人の火遊びはいいなあ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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