「ほら。やっぱり下線が入ってるでしょ」
フードコートでランチにハンバーガーを食べたとき、渡されたナンバーが9だった。下に線がかかれている。6と区別するためだ。
塩崎駅のホームで見た寝ころんだ数字の6は、じつは9なのではないか、と夫は主張する。線が入っている方が下になるはずだというのだ。
6を調べたついでに「9」も調べてみた。
日本では一般的に、4(死)と9(苦)は、縁起の悪い数字だと言われている。
けれど中国では、9(久)の字を当て、永遠を連想する縁起のいい数字だとか。若い女性たちは恋愛や結婚などのシーンに好んで使う数字なのだそうだ。
同じ音からくるイメージなのに、真逆である。
ちなみにエンジェルナンバー9に目が留まるのは、身近な人、自分を必要としている人に手を差し伸べられるパワーが高まっているときらしい。
そしてまた、終わりであり始まりのとき、つまりは区切りを示すともあった。
子どもの頃に歌った『数字の歌』を、わけもなく思い出す。
♩~数字の9はなあに おたまじゃくし スイスイ~♩
おたまじゃくしは、立たないと思うけど。
「9番でお待ちの方」
フードコートのチーズバーガーは、やわらかくジューシーだった。
ナンバーです。ブブーって鳴るタイプじゃなかったので、こういう会話になりました。「これ、鳴るの?」と夫に言うと、冷たい目で見られました。
チーズバーガーと珈琲のランチ。夫は生ハムチーズバーガーにしていました。
フードコートのハンバーガーと言ってもおしゃれな本格的なバーガーですね!
バンズもふかふかそうですね。
鳴らない・・・(笑)でしょうね。
しかし、こんな木札も洒落ていますね。
ぱすさん
ちょっと贅沢なハンバーガーでしょ?
でもバンズもふかふかですが、こだわったというよりは普通な感じでした。
美味しかったです。
鳴らない・・・(笑)ですよね。
夫婦でしかつうじないくだらないギャグです。
コルクの札、ちょっとお洒落ですよね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。