スープ皿を新調した。
といっても、中鉢ほどの大きさ。
気に入るものを見つけるまで、辛抱強くネット検索した。
結局、以前足を運んだ千鳥が淵の「花田」で見つけた。
知っている店だと、大切に送ってくれるだろうと信頼でき、安心だ。
さて。新しい器が食卓に並ぶときいつも思うのは、その雰囲気の堅さだ。
「まだ、緊張してるな」
と、くすりと笑う。微笑ましく思う。
微笑ましく思いながら、けれど、知っている。
まだ緊張しているのは、わたしの方だと。
料理を盛り付けたとき、どんな顔をするのか。手に取ったときの感触は、重さは。食べるとき、スプーンが当たったらどんな音を響かせるのか。
知らないことがたくさんある。
はてさて。これから、ほかの食器たちと馴染んでくれるだろうか。
飴色、というのでしょうか。2色ありましたが萩焼のような色合いはうちにもあるのでこちらにしました。思ったより、ずっと軽いんです。直径は18.5㎝。
最初はカレーに使いました。夕飯はご飯なしのカレーでパンを添えたりするので、ぴったりの大きさでした。
過去ブログを見て、もう8年以上前にうちに来たんだ~と驚いた粉挽きの大皿。
5枚揃いの楕円の平皿も、重宝しています。
「花田」、また行きたいなあ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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