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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

栗南瓜~千切りサラダ

「あけの農さん物直売所」 で、栗南瓜が1個300円で売っていた。

迷う。

スーパーで買う普通の南瓜は、1/4で150円~200円する。

しかし、夫婦ふたりで丸々1個使い切れるだろうか。

けれど、主婦は買うんだよね。新鮮で美味しい野菜が安いという誘惑には勝てやしない。

 

まずは、いつものレンチン煮物をした。

そして、薄切りにしてバター焼きに。どちらも栗南瓜だけあって、ほっくほく。

これならと、アンチョビガーリックのポテトサラダレシピで南瓜サラダを。

残りはもう1/8ほど。わけもなかった。

 

ここで思いついたのが、栗原はるみの『ごちそうさまが、ききたくて』に載っていた「かぼちゃのせん切りサラダ」。

かぼちゃをせん切りにするというと、たいてい、

「冗談じゃない」

「そんなもの切れるわけがないでしょ」

「手がけんしょう炎になりそう」

などなど、にぎやかな声が返ってきます。

こんな紹介文は、こう締めくくられている。

人が絶対作らない料理を出すというのも、喜んでもらえる理由かな。

ずっと作ってみたいと思いつつ躊躇していたレシピだった。

でも南瓜1/2個を千切りはムリでも1/8個なら、と思い挑戦してみた。

生で千切りにはするのだが、さっと湯通しする。これがたしかに美味しかった。煮物の南瓜とはひと味違う甘味が感じられる。

 

南瓜を丸まま買わなければ出会えなかった味に、舌鼓を打った。

ほかの南瓜も300円でしたが、栗南瓜はこれ1個でした。

おーっ、きれい! 瑞々しい感じだから水っぽいかなと思いきや。

レンチン10分の煮物。スイッチポンしてほったらかしにできるのと、煮崩れないのが、魅力。

バター焼きは、2度しました。

いつもポテトサラダでやるアンチョビガーリックのレシピで。

イタリアンな白ワインに合うメニューの晩餐。

南瓜の千切りサラダは、突き出し風に小鉢にちょっとだけ出しました。玉葱の薄切りとベーコンを粒マスタードとマヨネーズ、塩胡椒醤油コンソメ少々で和えています。

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    さえさんちのホームパーティーにお呼ばれしたいな~。
    どのお料理も美味しそうです。
    アンチョビガーリックのサラダは今度やってみようと思いました。
    お酒を飲まない母は、カボチャはお醤油とお砂糖とみりん少々で煮るという固定の考えがあります。
    蒸してマヨネーズ、塩胡椒の味付けまではいいのですが、他の料理はだめだと思います。
    自分の考えに縛られているのですね。

    私もこの夏は白ワインを多く飲みました。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    ホームパーティしたいですね~
    お料理上手なhanamomoさんに、いろいろ教わりたいです。
    アンチョビガーリックのサラダは、じゃが芋でするのが定番なんですが、みじん切りにしたにんにくを弱火でじっくり多めのオリーブオイルで炒めるのがコツです。粗みじん切りにした玉葱もたっぷり入れます。
    ぜひやってみてください。
    うちの母も、南瓜は煮物、だと思います。ただ北海道生まれなので何でもバター炒めにはするんです。南瓜もバター&塩胡椒はOKだと思います。
    母たちの時代は、今のように簡単にレシピも手に入らなかったから、レパートリーも少なくなっちゃったんでしょうねえ。
    夏は白ワイン。そして、麦酒ですね(^_-)-☆

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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