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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

牡蠣の蒸し焼き

夫がふるさと納税の返礼で、陸前高田市から牡蠣をもらった。

殻つきの生牡蠣だったが、当日受け取れず、賞味期限内だったが何しろ牡蠣なので用心して加熱して食べることにした。

(わたしは一度だけ、蕁麻疹が出たことがある)

 

殻つきの牡蠣は、殻を剝くのがひと仕事だ。

夜の牡蠣フライ用にと手分けして8個ほどの殻を剝き、昼に2つずつ蒸し焼きにしてみることにした。

殻つきのままフライパンに入れ、蓋をして10分蒸し焼きにする。ただそれだけの簡単調理法が、一緒に入っていた牡蠣の美味しい食べ方とかかれた紙に載っていたのである。

蒸した牡蠣は殻も半開きになっていて、すぐに開けることができた。

「これ、美味しい」

潮の香りがした。海の塩味が口いっぱいに広がる。

「次は、すだちをかけてっと。おーっ、塩味がすだちの汁でやわらかくなる~」

「俺は、すだちなしの方が好きかも。これも美味いけど」

夫婦の好みは分かれても、牡蠣の美味しさに変わりはない。

 

手間いらずのシンプル蒸し焼き。

美味しいものは、素材を生かした手をかけないレシピが、より味わい深くなるのかも。

フライパンに入れて、何も入れず蓋をして中火にかけます。牡蠣の水分で沸騰してきたら弱火にして、全部で10分~12分くらい。

殻が開けやすくなって、熱々殻のままテーブルに。

牡蠣フライにもしました。これも、大好き。

が、やっぱりこのシンプルな美味しさにはかないません。翌日も蒸し焼きに。

ふろふき大根と一緒に、和食の夕餉でした。これも、素材を生かした料理ですね。

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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