何もない日なんてない。
『三の隣は五号室』を読み、まったくもってそうであるなあと日常というものを噛みしめている。
たとえば今週は、と考えてみる。
日曜日、画期的なおうちラーメンを見つけた(リピートしようとして隣りの市の同じスーパーにはないことが、昨日判明した)
月曜日、夫が東京本社に行き、久しぶりのひとりの夜(うちってこんなに静かだったっけ、と思いながら心静かに本を読む)
火曜日、夫が帰って来て、ふたたびリモートワーク継続(花冷えの夜、生姜鍋で温まった)
水曜日、森のミツバツツジが咲いているのを見つけた(ミツバツツジって、葉っぱが三枚だからミツバツツジなんだ! プラムも雪柳も春蘭も咲いている)
木曜日、「神代桜」の再取材/郵便局で赤いセーターを褒められる(あら~、その赤とっても似合うわねえ。えへへ、そう?)
金曜日、桜取材に行こうと家を出た途端、愛車のエンジンが急におかしくなって、そのままディーラーまで走り修理に出す(1週間ほどかかるらしい)
土曜日、夫の車で「妙了寺」のしだれ桜を観に行く(道々に眺めた桃の花が綺麗だった!)
そのあいだに、芝桜を植え足そうと買ったり、なのに肥料がないことに気づき、まだ植えられていなかったり、裁縫箱だけではなくパソコンの中身の断捨離をしたし、シチュー(鮭とブロッコリー)もカレー(茄子と鶏ひき肉)も肉豆腐(粒山椒入り)も煮た。
ほんとうに、何もない日なんてない。
そして今週は、ブログ特派員アワードで2019年度下期の「特別賞」をいただいた。大賞などがあり、その下の佳作のようなものだが、とてもうれしい。
尊敬する年上の友人に言われた言葉を、思い出す。
「がんばっている人のことは、ちゃんと誰かが見ているよ」
何ごとかあった1日1日の積み重ねだと思ってもよかろうか。
こちらは「実相寺」の桜です。
2度出向いて、青空の下で神代桜が撮れました。
こちらはきのう行った「妙了寺」のしだれ桜。残念ながら葉桜になっていました。車が壊れなかったらもう少し咲いてたよね。
それでも本殿によりかかるように咲く桜は美しく。行ってよかった。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
同じような日々でも、一日たりとも同じ日はないのですね。
今は、混乱した世界ですが、必ず終息すると信じていきたいと思います。
桜には本当に、心癒されますね。
さまざまな桜の表情をみせていただきました。
そして、受賞おめでとうございます。
励みになりますね♪
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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