1月に始めた「山の手七福神巡り」を成満した。
七福神すべてを巡りお参りを終えることを成満(じょうまん)というのだと、初めて知った。
日本由来の神様は恵比寿神しかおらず、インドと中国から来た神様とあわせて七福神となっていること。国や宗教が異なる神様をひとつのグループにして信仰するのは日本ならではで、世界には類を見ないということなど知らないことばかりだった。
神様を一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)と数えるということも、初めて知ったことのひとつだ。
山深い日本では、森の木々一本一本に神が宿ると考えられていたという。
その太く大きな木を家の大黒柱に使うことが当たり前だった時代に、神を柱と数えるようになったという説や、「柱」という漢字が「木」「主」から成り立ち、「主」にはじっと立ち支えるという意味があるからだという説などがあるそうだ。
我が家の大黒柱は、家を建てる前にここに自生していた赤松で、樹齢は80年ほどだった。
今も神が宿っているのだろうか。
七福神用の特別な御朱印台帳に、印をついてもらいます。成満記念に「七福即生」「七難即滅」とかかれた木のお札をいただきました。
大黒天:開運招福、財運隆昌
布袋尊:富貴繁栄、家庭円満
弁財天:学芸成就、知恵財宝、愛嬌縁結び
お顔は拝めませんでしたが、手を合わせてきました。
恵比寿神:商売繁盛、五穀豊穣
毘沙門天:必勝開運、家運隆昌、子孫繁栄
ここもお顔は拝めませんでした。
寿老人:健康長寿
福禄寿:福徳円満、延命長寿
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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