ビールの好きな友人に、格安フリーツアー2泊3日で沖縄に行かないかと誘われたのは、秋のこと。沖縄の焼き物を観て歩こうという。
たがいに子どもたちのこと、親のこと、夫のこと、仕事、自分の体調、彼女にはお孫ちゃんも5人いる。もし何かあったら遠慮せずキャンセルしようと約束し、その日を待った。
「わたしたち、どうやら行けるようだね!」
彼女のそんな言葉で、女子ふたり沖縄の旅は始まった。じつは女子旅など結婚してから初めてのこと。ものすごーく楽しみにしていた。
那覇空港についたら、まずレンタカー屋を目指す。
レンタカーユーザーが多いため空港近くにお店はなく、いくつものレンタカー屋のバスが空港に迎えに来ている。そのバスも、満員だ。
じゃんけんで決めた最初の運転手は、わたし。
ナビに従い、国際通りへと車を走らせる。
「大人は、いいねえ。自由で」
友が、うれしいため息をもらした。
「そうだねえ。車だって運転できるし、お酒も飲めるしねえ」
わたしも応える。
今わたしたちに、こうしなさい、ああしなさいと言う人は誰もいない。
「好きなだけ、焼き物を見られるし」
「好きなだけ、ビールも飲めるし」
沖縄には、たくさんの焼き物と琉球ガラスとシーサーと、野菜たっぷりの沖縄料理とライトなオリオンビールと、そしてこれまでにない解放感があった。
1日目は、国際通り近く「壺屋やちむん通り」を歩きました。まずはランチ。「浮島ガーデン」というヴィーガン沖縄料理のカフェで。
くつろげる雰囲気が素敵でした。
互い違い、色違いの板壁がレトロな感じでお洒落。
お庭には井戸(飾りかな)もありました。
「壺屋やちむん通り」の「やちむん」は焼き物のこと。登り窯もありました。
焼き物屋さんがいっぱい集まって並んでいる通りです。可愛いお店も。
ときどき見える家々の屋根とシーサーが、沖縄!
三叉路などにある「石敢當(いしがんとう)」は、魔除けだそうです。友人が教えてくれました。
器を購入したお店で。さんぴん茶と黒砂糖を出してくださいました。
ホテルの部屋から観た、朝焼け。海が見える~(笑)
美しいなあ。いい1日が始まりそう。
涙が出てくるような素晴らしい夕焼けの風景ですね。
船がゆっくりと桟橋に近づいていますね。
沖縄には一度行きたいと思いながらまだ実現していません。
風景もそうですが人に流れる時間もゆったりだよ~と娘が話していました。
さんぴん茶美味しかったでしょう。
きれいな朝焼けですね。
真っ赤に、燃えるような色をしているのですね。
いただいたコメントに沖縄のやちむんです。と書いたのですが、やちむんの工房の行かれたのですね。
沖縄独特のダイナミックな作風とがっちりした感じ。結構、好きです。
「大人は、いいねえ~」実感ですね。
いいけど、しんどい時もあり、だからこそこんな旅の時間が必要なのですよね。
次回の旅レポも楽しみにしていますね。
こんばんは。
朝焼けなのですね。ごめんなさい。
我が家の和室からも朝焼けが見える日があります。
本当にきれいですね。
息子さんと3人で行った思い出深い土地だったのですね。
娘も『おかあさん、沖縄の海は一度見た方がいいよ~』と言います。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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