富士川町の戸川渓谷一勢いがあるという「妙蓮の滝」を取材した。
川沿いの遊歩道を15分ほど歩き、気軽に散歩気分で行ける観光客にはうってつけの滝だ。
その川沿いの遊歩道が思いのほか、気持ちがよかった。
川は5mほど下になり、水しぶきがかかるわけではないのだが、上がってくる冷気がはらむ水分が、素肌に潤いを与えてくれるような気持ちよさだ。マイナスイオン効果なのだろう。
水の流れが、川底に、流木に、大きな石に当たる音に、1/fゆらぎを感じる。
どちらも目に見えないものだけれど、そこにあるのをたしかに感じた。
誰もいなかったので、立ち止まって何度も深く息を吸い込んだ。
明野から出かけても、田舎だなあと思うような場所でした。
石積み遊びを眺めつつ、歩きました。
15分で到着。水しぶきが気持ちいい!
見上げると、大自然のなかにポツンといる小さな自分を感じました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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