夫であるYasuoMaedaのlife is funカレンダー、3月の舞台は、スペイン北東部カタルーニャ州州都のバルセロナ。
パッと見て、バルセロナだと(それも、地図のあの辺だと)すぐに思い出せるのは、写真中心のモザイクのビアサーバーが独特で、一度見たら忘れられないデザインだったからだ。
「サグラダ・ファミリア」を設計したガウディの建築物を見て回った旅だったから、ということもあるだろう。
バルセロナ=ガウディ=アートの街とインプットされ、記憶に残ったのかもしれない。
そして、暑かった! という記憶。
ちょうど10年前にあたる2013年。6月末のバルセロナは、炎天下続きだった。よくビールを飲んだ。
「Una cerveza por favor(ウナ・セルヴェサ・ポルファボール)」
ビールを、ひとつください。
「Una caña por favor(ウナ・カーニャ・ポルファボール)」
生ビールの小さいのを、ひとつください。
スペイン語のこのフレーズは、よく使った。よく使ってたいていはちゃんとビールが出てきたけれど、なぜかレモン割りが出てきたりしたこともあった。
それもあって、この写真を、この洒落たビアサーバーを見ると、思い出す。
灼熱のバルセロナを。
そういえば、スペインって情熱の国だった。
これは何? とよく聞かれます。モザイク、ガウディ調なのかな?
写真を見返すと、覚えていたイメージよりカウンタースペースが広いお店でした。
カレンダーのお店とは違うけど、サン・セバスチャンの郷土料理ピンチョス(パンに食材をのせたタパス)は、バルセロナでも人気だったなあ。
スペインのタパスは、少しずついろいろ食べられるのがいいですよね。
トイレその1、日比谷花壇のカレンダーは「Drops」。線が細い雰囲気のデザイン。可憐ですね。
その2モネのカレンダーは「ライデン近くのチューリップ畑」です。
1886年春、フランス大使館の書記官に招かれ、オランダへ。ライデンとハーレムの中間にあるザッセンハイムのチューリップ畑に案内されたモネは、そこで5枚の絵を描いたそうです。
春の小川が流れる農園の風景。のどかですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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