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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

味噌造り初参加

今年は、ぶじ味噌造りに参加できた。初参加だ。

去年は、タイミング悪くぎっくり腰で寝込み、参加できなかった。

今年は『地球の歩き方』の田舎暮らしの楽しみ方シリーズで記事にしたかったこともあり、毎年体調を崩す季節でもあり、特に腰を傷めないよう気をつけていた。よかった。

 

取材なので準備からしっかり3日間、手伝わせてもらった。

1日目。豆を洗い、水に浸けておく。

2日目。大豆を茹でる。

3日目が、本番の味噌造りだ。

ほとんどの人は3日目だけの参加だが、3日間見ていたおかげで、大切なことがわかった。

 

2日目の準備では、5つの竈の火を起こす。

竈の火が弱いと大豆がやわらかくならないし、火が強すぎると吹きこぼれる。

大豆を茹でると、灰汁がメレンゲのように泡立ち、浮き上がってくる。

灰汁を取りながら、火の調節をし、吹きこぼれる前に水を足したり、またその水を汲みに走ったり、下準備する男性陣は、この茹でる作業に半日かけている。

さらにいえば、夏のあいだには畑で大豆を育てている。無農薬だから草取りもたいへんな苦労だろう。

経験をもとに麹や塩を選び、計量して混ぜておく。ここで量り間違えると元も子もないわけで、緊張を要する作業だ。

じつは、味噌造り当日よりも、そんなこんなの下準備の方がずっと手間暇も気苦労もはるかに大きいということがわかったのだった。

 

味噌造り当日は、楽しかった。そして気持ちよく疲れ、終わったのはお昼頃だったが、家に帰りぐっすりと眠ってしまい、いまだ両腕は筋肉痛である。

2日目の大豆を茹でる作業。

茹で途中の大豆を味見させてもらうと、甘かった。

メレンゲのような灰汁が出て、びっくり。

3日目、味噌造り当日。たっぷり茹でてふやかした大豆。

機械でミンチにして、味噌種を造っていきます。

ミンチした大豆に、麹と塩を混ぜていきます。

味噌玉を造る作業。

今年味噌開きした、去年造った味噌です。

 

☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。

【人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方~味噌造り】

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    味噌づくりの様子拝見しました!楽しそう!
    ・・・・と言いながらここのところ雑用が多く私はまだ取り掛かっていません。

    ミンチにする機械ミンサーをついに買いました!
    これはお肉も挽けますが、味噌専用にするつもりです。
    この機械に比べたら随分小型です、どうなるかな~。
    去年は茹でた大豆をブレンダーでちまちま潰していたのですが、手がいたくなってしまったので、今回買いました。
    2800円くらいでした。

    昔母は青い浸した豆をすり鉢で砕き、それに小麦粉、砂糖、塩をいれて丸めて天ぷらにしていました。
    ご飯のおかずというより私にはおやつのような料理でした。
    そのうち、作ってみようと思います。
    さえさんのブログを拝見し、私もぼつぼつはじめようかな~。

  2. hanamomo より:

    ぼつぼつって書いてしまいました。
    ぼちぼちですね!

  3. さえ より:

    >hanamomoさん
    こんにちは~♩
    初めての味噌造り、楽しかったです。
    hanamomoさんは、お家で毎年造っているんですね。
    ミンサー、買ったんですか! 本格的!
    味噌は造り終えても、どうなるかは味噌開きまでわからないですものね。どうなるかな~
    すり鉢ですった豆のお団子? 天麩羅、田舎ならではのお料理という感じがしますね。食べてみたい~
    三寒四温の日々ですが、ぼちぼち始める季節ですね(^_-)-☆

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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