やれやれ。はや師走も明日で一週間ですか。
ということで、テーブル布巾を新調した。
これまで使っている「白雪ふきん」が、だいぶ傷んできたので雑巾に下ろし、新しい布巾で新年を迎える準備だ。
ネットで探してみたところ、様々柄があることがわかった。
色合いもイラストのタッチもまるで違うものが、16種類もある。赤、青、黄色、緑、花、猫、犬、女の子、果物、珈琲豆などなど。
そのなかで、いちばん静かでシンプルな柄が「青い鳥」で、白地に薄いグレーの鳥かごと濃い水色の鳥が描かれている。
気に入ったので4枚とも、「青い鳥」にした。
メーテルリンクの「青い鳥」は、「チルチルミチル」の童話として有名だ。
幼い兄妹が遠く旅に出てまで探し求めていた幸せを呼ぶ青い鳥が、実際にはすぐそばにいた。探している幸せは、そこにあるものなのだ。
という誰でもが知る物語。
チルチルとミチルの兄妹が探し求めた、幸せを運ぶと言うその鳥は、今も気まぐれに人々の間を飛び回っているのでしょうね。あなたにも、きっと、幸せを運んできますように。
ふきんには、こんなメッセージが添えられていた。
人には、手の届く範囲を探し忘れる癖があるものなのかもしれない。
目をつぶって、くるりと回って、3回数えてパチッと目を開けたら、いつもの風景が違って見えるかも。今ここにある幸せを、大切にしなくちゃね。
すべて同じ柄にした白雪ふきん。
メーテルリンクは、ベルギーの作家だったんですね。
お湯でゆっくりと洗って糊を落とすと、やわらかくなりました。
珈琲を淹れていても、目の端に新しい布巾があると、気持ちが華やぎます。
左は、10年以上前に高崎で見つけたカップ。右は、小淵沢の森下慎吾さんの作品です。珈琲は、ホンジュラス。
こんにちわ
白雪ふきん~
青い鳥、より清潔感がありますね。
新しい年を新しいふきんで。そういうところから整えるとまた気持ちも新たになりますね。
私も1年、レモン柄の白雪ふきんを使って、そろそろ替え時だなあ~って思っています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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