かねてから、夫は素敵な写真を撮るなあと思っていた。
同じところに立ち、同じようにカメラを構え、それなのに切り取る風景はまるで違う。まあ、ただパシャパシャとシャッターを切っているわたしと比べられては怒られるかも知れない。彼はシャッターを切るときすでに、写真となる形を明確にイメージしているのだと思う。
その夫が、友人である『鉄刻屋』の三井さんに声をかけてもらい、写真を展覧会に出すことになった。三井さんは鉄細工と陶芸。ビーズアートの標さん、油絵の田原さんとの4人展だ。
写真展をすることには、驚かなかった。やればいいのにとずっと思っていたからだ。だが、今回写真展の準備を手伝っていて、驚いたことがあった。展示する写真のコンセプトだ。
旅先で出会ったもののなかでも、そこで繰り返される日常。そのなかで光を放つ一瞬があり、それを写真にできたら。
日常のなかで、小さな光を放つ瞬間をとらえたい。
わたしが、ずっとここでかいてきたものと通じている。
正反対の性格で、だからこそうまくいっている部分もあるように思ってきたが、やはり夫婦である。同じ方を向いて歩いていたのだと思い、うれしくなった。
彼の新たの試み、初めての写真展が、今日スタートする。
『Resonance山梨のアーティストたち』
三井 亮 YASUO MAEDA 標 ルミ 田原 恵美
2018.6.20(水)~30(土)休廊日26(火)
12:00~19:00(最終日16:00まで)
DMに使った写真です。今年のカレンダーの表紙。
この機会に、パレルモ&ミラノの旅を写真集にしました。
以前、御主人の撮った写真でカレンダーを~‼
控え目に言っていましたが、何のなんの、立派なプロですね。4人展に誘ってくれた友人の方も、御主人の実力を認めているからこその、お誘いなんだと思います。
残念ながら、拝見出来ませんが、よかったら展覧会の様子、是非ブログに載せてください。お待ちしています。
私も夫とは全く性格が違い、彼がどうして私を伴侶に選んだのか、不思議に思うばかりでしたが、家族によると相性ばっちりだそうです。良く理解出来ないんですが、
あまり、難しく考えないで流れに逆らわず、共に進んで行こうと思います。ちなみに私と夫は中学3年の時の同級生で、1年の交際後19歳で結婚しました。
悠里さん
プロですか~ありがとうございます♩
悠里さんは中学の同級生と若くしてご結婚されたんですね~素敵ですね♡
ご家族に相性ばっちりと言われるということは、そうなんだと思います。
今度ゆっくり、ご主人のお話、聞かせてくださいね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。