娘たちが通っていたピアノ教室の先生と再会し、たまにはふたりでゆっくりランチしようかということになった。
娘たちは高校に上がるころまで通っていたから、会ってしゃべるのは10年ぶりくらいになるだろうか。
反抗期の難しい歳頃には、娘が学校に登校せずにピアノ教室に行ってしまい、お世話になったこともあったっけ。今となっては笑い話だ。
先生は可愛らしい雰囲気もあってずっと年下だと思っていたのだが、息子さんが成人したと聞き驚いた。時はみなに平等に流れている。
子どもたちひとりひとりの個性を大切にしてくれる他にはないピアノ教室だとは思っていたが、口コミから発達障害のある子や他のピアノ教室に通うのが難しい子などが増えているそうだ。
彼女にしかできない仕事なのだと思う。
子どもたちや家族のこと、共通の知り合いの話、10年積もり積もったおしゃべりはとりとめもなく、自然ともうタメ口でいいよねという雰囲気ができている。
あの頃はピアノの先生と生徒の親だったが、今はひとりの女性同士としておしゃべりできるようになっていた。それが不思議と心地よく、やたらと楽しかった。
スパイスたっぷりのアジアンランチ。
いろいろな素材が調和した料理たちは、たぶんわたしたちがそれぞれ過してきた時間と少し似ている。
小淵沢の『アジア屋台ごはん五五吉食堂』で。
入口からアジアンチックな雰囲気いっぱい。
カラフルでにぎやかな店内の装飾。和むなあ。
わたしはカオマンガイ。彼女はガパオライスを。
サラダ&スープバーは、おかわり自由。
蓮茶をいただきながら、ゆっくりおしゃべりしました。
娘さんのピアノの先生とランチ。
とても、いいご関係ですね。
ピアノの先生としてではなく、人同士として、分かり合える。とても素晴らしいことだなあと思いました。
実は、私も最近ピアノを弾き始めました。
高校まで、習っていたのですが、どうも先生と合わなくて・・冷たくて、わりと身勝手な方でした。
大人になってからも、時々は開いてはいたものの、ここ10年以上は、全くやっていなくて、脳トレの目的で、やってみることにしました。全然指が動かなくて、簡単な教則本から、やり直しです。
もう少し、うまくなったら(笑)
ブログに書こうと思いましたが・・・・(笑)こちらで、こっそり告白です。
しかし、楽しいです。特にいつまでという目標がないから、自由です♪
ぱすさん
人と人とのつながりって不思議ですねえ。
娘たちのおかげでいい出会いがありました。
ぱすさん、ピアノ弾かれるんですね!素敵♡
わたしもむかーしバイエルまでやったんですが、それっきり。
先月上の娘が電子ピアノを持って行っちゃったんで、ピアノもなくなっちゃったし、もう弾くことはないかなあ。うらやましいです。
ブログにアップされるの、楽しみにしています♩
楽しくできるのがいちばんですよね。わたしも、手話は脳トレみたいなものでうまくはなりませんが、楽しいので続けられています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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