東京から帰ってくると、庭のブルーベリーがたくさん生っていた。
キッチンにも、一粒、熟したブルーベリーが転がっていた。
数日前に、間違えて収穫してしまった青く硬いブルーベリーを放っておいたのが、追熟したのである。
収穫したブルーベリーとともに、追熟した一粒を食べてみた。
採ったばかりの甘いブルーベリーに比べ、追熟ブルーベリーは、とても酸っぱかった。
そうか、こんなに違うんだ。
木で熟した実は、ずいぶんと甘く美味しい。
すぐに洗って食べるから、やわらかく熟れていても傷むことはない。
流通する果物は、そうはいかない。
酸っぱいブルーベリーを食べて、果物農家さんの苦労を垣間見た気がした。
収穫後、残り少なくなったブルーベリー。
でもまだ、青い子もいて。
たっぷり、いただきました。
ヨーグルトにも、よく合います。このなかに追熟ブルーベリーも。
さくらんぼ団地のさくらんぼも、もうおしまいです。
写真で見ると、ミニトマトとさくらんぼ、同じように見えながらもちゃんと判別しているのが不思議。やっぱり色艶が違うのかな。
そんなことを考えていたら、熟したさくらんぼがリーズナブルな値段で売られていました。甘~い!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。