新年。義母に会うため、神戸へと帰省した。
施設で変わりなく過ごす義母と、ゆっくりとお寿司を食べ、日本酒で乾杯。
翌日、レンタカーを借り、義父と叔父のお墓参りをして、そのまま徳島へ向かった。
「大塚国際美術館」が、おもしろいらしい。
ということで、レンタカーで明石海峡大橋を渡り、淡路島を突っ切って大鳴門橋を渡った。
神戸での運転は夫に任せているので(車線も多く運転する自信がない)、助手席で気楽なのだが、交替できない負い目もある。長距離ドライブはしんどいかなと思うと、2時間もかかるのかと思ったりもする。
けれど、そもそも車で行こうと思える場所に徳島の美術館があるということ自体、橋が架かったおかげ。
うすぼんやりとしか記憶していなかったけれど、「明石海峡大橋」は1998年に完成したそうだ。着工から10年のあいだには阪神淡路大震災があり、地盤がズレて1mも長くなったという。当時は世界一の長さを誇る橋だった。
ともすれば、車でどこまでも走って行けるような気がしてしまう。
けれど、それは橋を架ける人がいて、突き詰めれば道を作る人がいて、それを整備したり補修したりする人がいて、ようやく成り立っているということ。
そんなことを心に留めつつ、徳島へと到着したのだった。
神戸と淡路島を結ぶ「明石海峡大橋」です。「パールブリッジ」という愛称があるとか。
こちらは、淡路島と徳島を結ぶ「大鳴門橋」。この辺りが、渦潮(うずしお)クルーズが人気の渦潮スポットです。
車で走りながらでは、渦潮はぼんやりしか見えませんでした。
これは5年前、汽船に乗って眺めた渦潮。
サービスエリアの展望台から見た「大鳴門橋」。
サービスエリアでランチ。淡路島の釜揚げしらす丼。お味噌汁には、渦巻き麩が。
夫は、一見温玉ラーメンにも見える丸ごと玉葱ラーメン。淡路島といえば玉葱ですよね。
徳島に渡って近くから見ると、海は深い青でした。
徳島では、新町川沿いのホテルでのんびり。
明日は、「大塚国際美術館」での様子をアップします。
明石海峡大橋
いいお天気で、青空と海がとてもきれいですね。
橋で渡るとあっという間に淡路島、そして四国ですが、橋が架かるまでは、遠かったことでしょうね。
JR新快速で通る時に橋を見るのが好きなので、必ず右側に座ります。
橋と淡路島と、瀬戸内海。船がいくつも通って、いい景色です。
大塚国際美術館
ゴージャスな空間ですね。
行ったことがないので、いつか行ってみたいなあと思いました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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