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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

生活感がない女

先日、何度か会ったことのある年上の女性に言われた。

「お子さんいるのね。ご夫婦ふたりで暮らしてきたのかと思った」

夫とふたりのときに会うことが多いからかとも思ったが、考えれば子どもがいる、それも3人いるというとたいてい驚かれるので、彼女に限り感じる印象ではないのだろう。

「なんか、生活感がないっていうのかな」

そう言われ、まったく嫌な感じはしなかったのだがうーん、わたしって生活感がないのかなあとクエスチョンマークが飛んだ。

 

ネットで検索してみると、「生活感がない」と入力したら「生活感がない女」というのが出てきた。

*自分を表に出さない*モデル並みにお洒落*隙がない*ギャップを感じることが多い*ミステリアス*プライベートが謎*ブランド物を持っている*料理をしない*ドラマのような美しい部屋で暮らす

などなど。なんか、顔のないマネキンみたいな女を想像してしまう。

 

わたしはといえば、ブランド物は持たないし、部屋を片付けるのが苦手。料理は好きだし、ほとんどが当てはまらないと言っていい。

ひとつ当てはまるのは、自分を表に出さないっていうか、出せないところがあるってことだろうか。臆病なんだよね、きっと。だから、なかなか本当の自分をさらけだすことができない。

ほかには、水瓶座の少年性があるのかも。

エプロン嫌い。ひらひらフリル苦手。車は黒。珈琲はブラック。甘いものは食べない。

 

ちなみに男性は、生活感がある女、つまりは家庭的な女性に惹かれる人と、生活感がない女のミステリアスさに惹かれる人とがいるらしい。

どっちかといえばミステリアスに見える方がおもしろそうなので、自分を変えたいとは思わないかな。

新潟のお土産にと「のどぐろラーメン」をいただきました。

のどぐろのお出汁が効いた塩ラーメンでした。

ラーメン大好きというと、驚かれます。ギャップ? どんな?

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    『お子さんいるのね・・・・。』その人の見方、感じ方なのでしょうね。
    私など先日、ある場所にいったら、お孫さんまだいないのですか?といわれました。
    娘が生まれたとき母は52歳くらいだったから、もうとっくに孫がいてもおかしくはない年だけど、夫いる?こどもいる?まごいる?という聞き方は日本人独特のものなのかな~と思いました。
    一人称でみないで、誰かの奥さん、誰かのお母さん、誰かのおばあちゃんではなく、一人の女性としてみて欲しいと私個人としてはおもうのですが・・・・。

    さえさんはきっと美しい方だから、それを生活感がないという褒め言葉で言われたのだと思います。
    人の見方って面白いですね~。

    のどくろ・・・・夫が一度釣りたいな~という魚です。
    魚屋さんに行けば金魚みたいなのどくろはありますが、大きいのは見かけません。
    塩ラーメンにバターを一片浮かばせて食べるとタマリマセン。

    • さえ より:

      hanamomoさん
      「お孫さんまだいないのですか?」ですか。
      わたしも友人はもう孫が生まれた人も多くなりましたが、最近は結婚適齢期なんて言葉も死語に近くなり、子どもたちが結婚していないというのも、不自然には受け取られないようにも思います。
      でもほんと、日本特有なのかも知れませんね。
      夫いる?子どもいる?孫いる?って。
      子どもたちが巣立っていって、ひとりの女性として立っているような気もしていたんですが、それでも誰かの奥さん、誰々のお母さんっていうイメージは一生続くものなのかな。
      美しくはありませんが(笑)嫌な感じには受け取りませんでした。
      知らない自分を見つけたような新鮮な感じがしました。
      のどぐろ。ご主人は海釣りをなさるんですね。かっこいいなあ。
      こちらでは魚屋さんでもまったく見かけないお魚です。
      塩ラーメンにバター!美味しいですよね♡忘れていました。一つ残っているのでやってみます♩

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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