神戸帰省の帰りに、中央高速を諏訪で下りて「角上魚類」へ寄った。

新潟の寺泊で水揚げした魚を中心に、鮮度の高い魚を扱う鮮魚専門チェーンができたと聞いていて、一度行ってみようと夫婦で話していた。

入ってみると、普通のスーパーと同じく野菜も肉も調味料も並んでいたが、鮮魚コーナーはまるで市場のようだった。砕いた氷の上、大小様々な種類の魚が色とりどりに並ぶ。

尻尾まで入りきらず氷の上で尾を丸めた太刀魚は、刺身でも食べられる。隣に並んだ穴子よりも長い。

真っ赤な金目鯛の目玉の大きいこと。銀色に光るゴマサバはハリ艶がまるで違う。

ぎっしり並べられたスルメイカはどれも背が黒く、鮮度がいいと訴えている。

刺身コーナーと寿司コーナーも充実していて、見ているだけで楽しかった。

山梨と神戸の往復は、たいへんなことも多いけれど、夫はいつも楽しいイベントを企画して、しんどくならないようにしてくれる。

今回も、実家の片づけや炎天下の墓参りで、たぶん軽い熱中症だったのだと思う。

魚も食べることも大好きな夫婦は、「角上魚類」で魚を買い込み、リフレッシュして帰ったのであった。

朝の飛行機で帰ってきたので、ランチは、うにいくら丼にしました。

夕飯は、刺身盛り合わせと。

ゴマサバの塩焼き。

剣先イカとオクラ。これだけの簡単な夕餉。やっぱりちょっと熱中症気味になっていたのか、ふたりとも午後はぐっすり昼寝しました。

山葵醤油で。

出かける前日に、いただいたオクラ。オクラのお浸しを山葵醤油で食べると美味しいと、以前教えてもらいました。

毎回のお約束は、いかなごの釘煮。

ラスト1本のオクラを入れたお味噌汁と納豆の質素な朝食も、いかなごで華やぎます。