今年も、南アルプス連峰と八ヶ岳が初冠雪を迎えた。
今回、初冠雪について、新しい知識を2つ得た。
ひとつは、富士山初冠雪のときにかいた、山頂の日平均気温がその年の最高気温を超えると、それ以前の冠雪は「初冠雪」にはならない、というルール。
そしてもうひとつは、甲府気象台が観測するのは、富士山と甲斐駒ヶ岳の2つのみ、ということだ。
八ヶ岳は? と探してみたが、長野地方気象台でも観測している様子はない。
同じく昨日、東方連山(志賀高原、菅平など)に初冠雪があったと、発表していた。
毎日観ている八ヶ岳は、わたしにとって大きな存在だ。
だからといって大多数の人々がそう感じているわけではないのだと、再確認した気分だった。
子供の頃、夏に遊びに行く北海道の祖父の家から、駒ケ岳が見えた。
その頃、「駒ケ岳」という名の山は、そこだけだと思っていた。しゅっとしたかっこいい山だった。
けれど大人になる過程で、「駒ケ岳」と名のつく山が日本全国に数え切れないほど存在することを知る。祖父の家から見えていたのは「北海道駒ケ岳」だった。
それを知ったときの気分と、ちょっと似た淋しさを感じた。
ここからも、甲斐駒ケ岳が見える。
南アルプス連峰です。
左から、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。
甲斐駒を、こんなにアップで撮ったのは、初めて。
南アルプス連峰を撮るなら、ここです。
八ヶ岳さんには、今回は主役を降りてもらいました。だって、分厚い雲かぶって木枯らし吹かせているんだもの(笑)
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
こんばんは~。
私にとっての駒ケ岳は木曽駒ケ岳です。
7月に麓を車で走った時、千畳敷カールが残雪が見え
いつかは登ってみたいと思っています。
かえって調べてみたらロープウェイもあったので。(笑)
甲斐駒ケ岳は人を寄せ付けないような急しゅんな山に見えますが
登られることはあるのですか?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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