井上荒野の連作短編集『潤一』は、9人の女と潤一との別れなどというものすら持たない出会いを描いていたが、ドラマは、そのなかの6人の女をクローズアップしていた。印象的だったの...
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トイレの一輪挿しに活けた庭のローズマリーと吾亦紅に、日々癒されている。一輪挿しは四角い鉄細工で、片側にこれまた四角い穴があいた風変わりなもので、何年か前に渋谷を歩いていて...
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久しぶりに、玄関の模様替えをした。夫の誕生日は6月だったのだが、ひと月過ぎた頃に欲しいものがあるというのでプレゼントすることにした。ふたり馴染みの雑貨屋の床に置いてあった...
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お盆休みに出かけた瑞牆さんぽの様子を、特派員ブログにアップした。タイトルを考えていて「川涼み」はどうかと思い、正しい日本語でそういう言葉があるのかと調べてみると、俳句の夏...
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井上荒野, 読書 2020.08.23
79歳の母から3人の子どもたちのもとへ電話が行く。父を殺した、と。そんな衝撃的シーンから始まる8編から成る井上荒野の連作短編集は、とても哀しくもあるのだが、しかしそこはか...
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家ご飯, 食 2020.08.22
とうもろこしを収穫させてもらったとき、茹でて食べたのも美味しかったが、とうもろこしご飯も炊いた。実を削いでといでおいた米に入れ、普段通りに炊く。味つけは酒と塩少々。その際...
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瑞牆山から流れる本谷川へ涼みに行ったとき、知らない花をいくつも見かけた。Facebookで参加しているグループ「山野草・雑木・雑談を楽しむコミ」でひとつひとつ訊いてみると...
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井上荒野, 読書 2020.08.20
井上荒野の連作短編集『潤一』は、島清恋愛文学賞を受賞し、2019年にドラマ化されている。彼は滴り、こぼれ落ちる。女の隙間にそっと忍びこみ、一生消えない記憶をのこしていく男...
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山, 田舎で 2020.08.19
夏至は過ぎたが、残暑などとは思えない猛暑が続いている。ところがお盆を過ぎた途端、まるで夏バテでもしたかのように霞んでいた山々が、朝夕の涼しい時間に輪郭をくっきりとさせ始め...
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ハーブに詳しい若い友人に、レモン白湯をススメられた。朝起き抜けにレモンを入れた白湯を、ゆっくりと飲む。それだけでデトックス効果があるそうだ。じつは1週間、禁酒していた。そ...
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四季, 山梨, 田舎で, 旅 2020.08.17
「瑞牆(みずがき)の川の辺りまで、涼みに行かない?」何も予定のない週末、ふと思い立ったというように夫が言った。瑞牆と言われてピンとこなかったが、2年前にもみじ祭りウォーク...
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彩瀬まる, 読書 2020.08.16
彩瀬まるの5編からなる連作短編集。すべて〈骨〉をテーマ、あるいはモチーフにしている。「指のたより」津村(40代)は、久しぶりに若くして病死した妻の夢を見た。光恵(32歳)...
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庭の茗荷が、旬を迎えている。畑では花が咲き、ここにいるよと主張する。ゴム手袋をして、ひとつひとつ掘り、収穫していく。土の中から、茗荷のくすんだピンク色が顔を出す。20近く...
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隣町の「フォレストサイド横森ぶどう園」を取材した。8月の頭から食べ頃を迎えたデラウェアをいただきながら、お話をうかがった。巨峰、ピオーネ、シャインマスカット、サニードルチ...
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