家庭菜園をしている近所の方に、おばけ茄子をいただいた。
「ジャンボナス」という種類らしい。
「ただ大きくなっちゃっただけじゃなくて、これがやわらかくて美味しいのよ」
そう言うので、茄子の味を楽しもうとフライにした。
かぶりつくと火傷するパターンなので、箸で切り、ふーふーしながら食べた。たしかにやわらかく茄子特有の甘みが詰まっていた。
「やきなす」という種類の茄子に出会ったことがあるけれど、茄子の種類の豊富さには驚かされる。それだけ食卓で愛されている野菜なのだろう。
ネットでいろいろ見ていると、英語で「eggplant(エッグプラント)」と呼ばれるのは、向こうでは白い茄子が主流だったからだとか、いわゆる普通の茄子は「千両茄子」という種類が多いとか、マメ知識が入って来た。
そのなかに、普段よく買う「長茄子」と「千両茄子」の違いというのがあった。
「長茄子」は、皮が厚めで漬物には向かないが、煮崩れにくい。一方「千両茄子」は煮崩れやすいので、カレーや麻婆茄子にするとぐちゃぐちゃになるそうだ。
そこまで考えて、料理したことはなかった。
これからは、麻婆やカレーのときには長茄子、煮びたしや漬物には千両茄子と使い分けるとしよう。
☆茄子の種類を写真入りで紹介したページがあったので、リンクしてみました。
大きさを写真に撮るのって、難しいですね。もっと大きい雰囲気なんだけどな~文庫本の縦が15cmだから、掌よりゆうに大きかったんです。
キッチンペーパーの大きさで、わかってもらえるかな。
茄子のフライには、ケチャップが合います。
チキンカツの残りの卵とパン粉で、揚げました。野菜フライ続けています。
残った茄子は、素揚げして油淋鶏風辛味ダレでいただきました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。