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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

サムギョプサル

「今夜は、韓国料理にしよう」

朝のニュースで、唐辛子農家の特集を見ていた夫が言った。

韓国料理? とクエスチョンマークが浮かぶ。キムチチゲやチジミくらいしか思い浮かばない。

すると、夫からネットレシピが送られてきた。

サムギョプサルだ。

そういえば、韓国で食べた。美味しかったっけ。

 

サムギョプサルは、サム(3)ギョプ(層)サル(肉)の意味。三枚肉。つまり豚バラ肉のこと。

焼き肉なんだけど、ほかの種類の肉はナシで、豚バラ肉だけを焼く。漬け込んだりもせず、シンプルに焼いて、塩や「サムジャン」という、味噌やコチュジャンなどで作る辛味噌ダレで食べる。

それが、サムギョプサルだ。

焼き肉文化の韓国で、庶民が思いっきり肉を食べられるように考え出されたという。

牛肉ほど高価じゃない豚肉のなかでも、カルビに近い味わいのあるバラ肉。それを、美味しく食べようと厚切りで焼くようになったのが始まりのようだ。

日本にも、韓流ブームとともにサムギョプサル専門店もやって来た。

韓国で食べたときの写真を見ると、びっくりするほど分厚く、家庭のホットプレートじゃうまく焼けそうにない。

ということで家庭の味版サムギョプサルになったが、脂っこさを感じさせない豚バラ肉の味わいが異常な暑さに参っている身体に染みこんでいくようだった。

長坂町の「肉のわたなべ」まで、豚バラ肉を買いにいきました。

3種類のタレをレシピ通り用意して。左のキムチの前にあるのが「サムジャン」。

油は引かず、にんにくスライスとキムチと一緒に焼きます。

焼けたら鋏でカット。

白髪葱のタレは、さっぱり風味。コチュジャンの味噌だれは旨みが濃い。レタスや大葉で包んで食べました。

韓国で食べたサムギョプサル。この分厚さは、専用のプレートでプロに焼いてもらわないとね。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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