夫が入院中、ひとりご飯の毎日だ。
夫婦ふたり暮らしなのだから、当然である。
かといって、友達とランチや飲み会というわけにもいかない世のなか。
毎食自分のためだけにキッチンに立つのは億劫だが、食べないわけにもいかない。
そこでひとつ、目標を立てた。
冷蔵庫を一掃する。
無論、冷凍庫込みである。
買い物は最小限にし、あるものを使い切り、冷蔵庫の掃除をする。
そのなかで、栄養のある美味しいものを食べる。
ひとりになったら、料理なんてしないんじゃないかなと自分でもちょっと思っていた。
娘たちにも、夫にも、ひとりでもちゃんと食べるよう言われる。
それだけわたしの普段の行動は、その可能性に満ちているように見えるらしい。
ひとり暮らし5日目。
しかし毎食きちんと作って、しっかり食べている。
些細なことでも、目標があるのとないのとでは大違い。
10日後に、すっきりした冷蔵庫で夫を迎え入れることができるのか。まだまだ食材は残っている。
がんばってピザを焼きました。冷凍庫にカレーのときのナンの生地とチーズが残っていたので。具は、玉葱とピーマンのみ。あるもので作りました。
餃子ともやしナムルの夕餉。ナムルは作り置きで、餃子は冷凍していた具を包んで焼きました。
冷凍庫に眠っていた「ましけ甘えびらーめん」。
ジミーに見えるけど、海老味噌の香りがもう、増毛。葱と卵で栄養たっぷり。
野菜庫の野菜で作ったサイコロスープ。ピザの残りで朝食です。
油淋鶏のタレが残っていたので、揚げ茄子にかけました。
いっぱい揚げたので、めんつゆバージョンも。
料理は続くよどこまでも(笑)
こんにちわ
ご主人の具合はいかがですか。
また、じきにいつも通りの暮らしが戻ってきますね。
すっきりとされた冷蔵庫で、ぜひ迎えてあげてください。
どうぞお大事にしてくださいね。
それまで、食材の整理ですね。この際、工夫をされてかたづけされているのが、いいなあと思いました。
一人だったら、自由に楽しみながらやれそうですね。
何日も買い物に行かずに、どこまでやれるか私も一度は挑戦してみたいと思ってはいるのですが、
同居人(夫)がいますと、そうもいきません。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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