フランスには、多様な人種や宗教が混在する。そんななか敬虔なカトリック教徒として穏やかに暮らしてきた夫妻が、4人の娘の結婚相手をめぐり”違い”を受け入れていく過程を描いたコメディドラマ。
”違い”を受け入れると、人生がもっと楽しくなる。
〈cast〉
クロード・ヴェルヌイユ【クリスチャン・クラヴィエ】4姉妹の父親。敬虔なカトリック教徒でド・ゴール主義者。
マリー【シャンタル・ロビー】夫と娘たちを愛する、明るく穏やかな女性。
イザベル【フレデリック・ベル】長女、弁護士 × ラシッド【メディ・サドゥン 】アラブ人、国選弁護士。
オディル【ジュリア・ピアトン】次女、歯科医 × ダヴィド【アリ・アビタン】ユダヤ人、無職。
セゴレーヌ【エミリー・カン】三女、画家 × シャオ【フレデリック・チョー】中国人、銀行の幹部。
ロール【エロディ・フォンタン】四女、テレビ局勤務 × シャルル【ヌーム・ディアワラ】コートジボワール出身、舞台俳優。
〈story〉
ヴェルヌイユ夫妻は信心深いカトリック教徒。だが3人の娘がそれぞれ宗教の違うユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚した。宗教や国の違いに戸惑い、トラブル満載の日々。せめて末娘だけでもカトリック教徒と結婚してほしいと願っていた。そんな末娘の結婚相手が、カトリック教徒だと聞いて喜ぶ夫妻だったが……。
違いを受け入れることって、じつはそんなに簡単じゃない。
宗教や人種などの大きな違いを笑い飛ばすように描いているこの映画には、根底に”愛”があり、そこに揺るぎはない。
「愛があれば」なんて、なんとも言い古された言葉だが、ほんの小さな違いを受け入れるときにも、この映画と同じように”愛”が不可欠だと気づかせてくれたのだった。
2015年のフランス映画祭で「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」のタイトルで上映され人気を博したこの映画は、『最高の花婿アンコール』、『最高の花婿ファイナル』へと続く三部作。
左から、四女、三女、次女、長女、長女の婿、次女の婿、三女の婿、四女の婿。
それぞれ雰囲気の違う4姉妹が、それぞれに超美人で驚きます。
☆画像はお借りしました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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