田舎道なので、カーブが多い。そして田舎道なので、車線の境界線がない細い道が多い。そして、線がないのをいいことに真ん中を走る車が多い。対向車とすれ違うことが少ないから、僕の...
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江國香織, 読書 2017.12.01
人混みのなかを歩いているとき、ふと忘れていることに気づく。まえから歩いてくる、母親と小学校2年生くらいの女の子。その横を通り過ぎる、大きなバックパックを担いだ外国人の青年...
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運転中、不意に時間の流れがちぐはぐになった。まえのまえを走る軽トラがゆっくりすぎる速度で走っていて、まえの軽が抜きあぐねている。田舎道には渋滞はないが、こういうことはまま...
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今頃? と思われるかもしれないが、ようやくスマホにした。ケータイに月々1万円近くかけるのってなんだかな、とずっと思っていて踏み切れなかったのだ。5000円の違いも、1年貯...
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芝居, 鑑賞 2017.11.28
『喜七郎ふるさとは今もお前を待っている』は、実話をもとにして作られた芝居である。演ずるのは、富士川町さくら劇団。アマチュア劇団だ。わたしが通うエッセイサークル「花みずきの...
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熱海・初島, 旅 2017.11.27
初島の帰り道、『十国峠レストハウス』でお昼休憩をした。蕎麦屋は混んでいて活気があった。飛び石だが連休ということもあるのだろう。同年代から上、といった感じの女性たちが立ち働...
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熱海・初島, 旅 2017.11.26
朝方、電車の音が聞こえて、目が覚めた。だがすぐに、錯覚だと気づく。なぜなら、電車の通っていない場所にいたから。家ではないどこか、たとえば東京や夫の実家がある神戸で眠ると、...
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ラーメン, 食 2017.11.25
「まえにこの辺で、ラーメン屋に寄ったことあったよね?」夫の言葉に、思い出せずに返事をした。「そうだっけ?」「あれいつだったかなあ?」「この道、通るの久しぶりだもんね」「う...
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井上荒野, 読書 2017.11.24
本棚の整理をして、売る本をセレクトする。そこで拾い上げられる本がある。『つやのよる』(新潮社文庫)は、夫が以前読んでいた本で、そのときには食指が動かなかったのだが、今わた...
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山, 山梨, 田舎で, 旅 2017.11.23
『地球の歩き方』のホームページで、世界中のいろいろな地域で暮らすブログ特派員が、情報を発信しているのをご存じですか。わたしは、今年スペインのビルバオを旅したときに初めて知...
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韮崎駅へ行くときに通る道から、遠くに赤い陸橋が見える。以前気づいて、ああ、あの陸橋ここから見えるんだ、と驚いたのだが、実際に確かめながら通ってみて、ふたたび驚いた。「ああ...
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鞄のなかに、よくブラックホールができる。「あれ~、ケータイどこだっけ?」「化粧品入れたポーチがない!」「ハンカチ、ハンカチ~」上手く整理整頓ができないのだ。先日、手話サー...
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家ご飯, 食 2017.11.20
外出から戻ると、玄関に大根が3本置いてあった。ここにこうして置いていくのは、近所の農家さんだとわかる。ウッドデッキに置いていく農家さんもいる。ビニールに入れ、玄関の取っ手...
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ふと立ち寄った雑貨屋で、今も大切に使っている針山と同じものを見つけた。「あ、これ、ここで買ったんだ」たぶんもう、十年は経っている。うれしくてついお店の方に話すと、ロングセ...
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