ガスコンロの火で料理をしても、火を恐れることはほとんどない。スイッチひとつで火を起こせる簡単さや、安全装置があること、安全な使い方が身についていることもあるのだろう。だが...
「死守」という言葉が浮かんだ。大辞林 第三版には、こうある。【死守】命がけで守ること。「砦を―する」大切なものを守るために、「死」さえも厭わない。米澤穂信の連作短編集『儚...
日曜の朝、牡蠣が届いた。陸前高田市へのふるさと納税の返礼品だ。「今日は、休肝日にしようと思ったのになあ」夫が牡蠣を見て言う。前日、夫の友人たちとの宴会でけっこう飲んだので...
玄関の掃除をして、暖簾をとりかえた。淡い藍染の暖簾は、京都で見つけた職人技が光るものでとても気に入っているが、年末にはいつも、椿の暖簾をかけている。真っ赤な椿の花が一輪、...
よしもとばななの『デッドエンドの思い出』(文春文庫)は、大好きな短編集だ。特に1話目の『幽霊の家』と表題作が好きで、何度も読んでいる。『デッドエンドの思い出』は、大失恋し...
特別、料理が得意だと思ったことはないが、これだけはとこだわっていることがある。「温かいものは温かく、冷たいものはきちんと冷やして」食卓に出そうと心がけている。それだけで、...

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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