夫であるYasuoMaedaのlife is funカレンダー。2024年は、すべて2022年秋に旅したイタリアの写真で構成されている。
1月。最初の一枚は、ローマのはずれにある「テスタッチョ市場」。
美味しいB級グルメが気軽に楽しめる、明るくきれいな市場である。
じつはローマ最古の市場なのだが、10年ほどまえに改装されたそうで、古さを感じさせない居心地のいい空間となっていた。
その昔、屠殺場と食肉加工場があった場所で、その頃の建物も保存してあり、観て歩くことができる。
そして、そこから見た「テスタッチョの丘」に、驚いた。
ガイドブックに、「別名モンテ・テスタケウス(陶器の山)、食品の輸送に使われた陶器の破片でできた人工の山」とあったが、それは普通に”丘”だった。気が遠くなるほどの時間が流れたのだとわかる。
こうしてローマの人々は、歴史を残しつつ新しい文化を育んでいくのだと丘を見上げたのを覚えている。
さて。そんな歴史を持つ「テスタッチョ市場」。
借りていたアパートから徒歩10分ほどだったこともあり、何度か通い、お店の人に顔を覚えてもらったり、オマケしてもらったり。馴染みとなった場所でもある。
そのときのブログを読み返してみたら、シチリア風ライスコロッケ「アランチーニ」のことしかかいていなかったので、よほど美味しかったのだろう。
ワインバーのマスターが、なんともかっこよかった。
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カラフルな野菜やフルーツが並んだ風景は、海外の市場ならでは。
アーティーチョークも、日本では見かけませんね。
同じお店の、一度食べてみたかったアーティーチョークの唐揚げ。お花みたい。
近くには、食肉加工場だった頃の姿が今も残されていました。
これが「テスタッチョの丘」です。人工の山には見えませんでした。研究者にとっては、宝の山だとか。
2024年も、トイレその1カレンダーは「日比谷花壇」。1月のテーマは「the beginning(始まり)」です。
トイレその2は、「ヨーロッパの古城と宮殿」にしました。1月はスペインのセゴビア「アルカサル城」。
スペインの旅で、風邪をひいて行けなかった街でした。
ディズニー映画『白雪姫』のお城のモデルになった世界遺産に登録されている古城です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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