フィジー語の「BULA」は「ンブラ」と発音し、時間帯にかかわらず交わす挨拶だそうだ。『なくなりそうな世界のことば』(...
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伊坂幸太郎の新刊『ホワイトラビット』(新潮社)の表紙には、タイトルと著者名意外に「a night」とある。ある夜のお...
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質問されたら、答えなくてもいい場合でもただただ律儀に答えてしまうってこと、ありませんか? それとも、何の抵抗もなくス...
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尾行。したことありますか? されたことありますか? してみたいですか?台風の吹き荒れる夜、録画していた映画『二重生活...
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夫の母は、家計について研究するサークルを長年続けていて、しっかりとした考え方を持っている。その義母の持論のひとつに、...
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佐藤正午, 読書 2017.10.18
佐藤正午さん、遅ればせながら『月の満ち欠け』(岩波書店)直木賞受賞おめでとうございます。ごめんなさい。まだ1冊も読ん...
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荻原浩, 読書 2017.10.11
自慢じゃないが、1㎏痩せた。5年ほど前に3kg増え、様々ダイエット的なものに取り組んだのだが、「あなたの体重は、その...
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「ナティン nating」パプアニューギニアの公用語、トク・ピシン語で「唯の、普通の、特にさしたることのない」ことだ...
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島本理生, 読書 2017.10.04
際立つのは、リアルで美しいセックス描写だ。節の目立つ学者のような指先が、耳たぶから首の付け根をすっと下りてきた。絹で...
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伊岡瞬, 読書 2017.09.29
「イヤミス」とは、読んでイヤーな気持ちになるミステリーのことだそうだ。伊岡瞬のミステリー『代償』(角川文庫)は、まさ...
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沼田まほかるの短編集『痺れる』(光文社文庫)には、ミステリーと括られるであろう何ともグロテスクな短編が9つ収められて...
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彩瀬まる, 読書 2017.09.18
彩瀬まるの小説を、初めて読んだ。5編で編まれた連作短編集『神様のケーキを頬ばるまで』(光文社文庫)だ。手にとったのは...
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『彼女がその名を知らない鳥たち』(幻冬舎文庫)は、沼田まほかるの恋愛ミステリーだ。小説の帯には「それでも、恋と呼びた...
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小川洋子の『最果てアーケード』(講談社文庫)のなかに出てくるドアノブ専門店が好きだ。そこには主人公がよく入り込んでい...
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