桜木紫乃, 読書 2021.03.31
『ふたりぐらし』は、シミルボンサイトで守屋聡史さんのレビュー「桜木紫乃の小説にはいつも心震える」を読み、手にとった連...
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辻村深月, 読書 2021.03.16
辻村深月『ツナグ』は、10年ほど前に読んだ連作短編集だが、設定以外はすっかり忘れていた。死者に会うチャンスが一度だけ...
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家ご飯, 漫画, 食, 読書 2021.03.13
ハンバーグは、それぞれの家庭で違う味になる代表格だろう。我が家のハンバーグは、いたって平凡だ。特別なスパイスを使うわ...
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彩瀬まる, 読書 2021.03.12
ルポルタージュ『暗い夜、星を数えて』は、副題に「3・11被災鉄道からの脱出」とある。作家、彩瀬まるがひとり旅の途中、...
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彩瀬まる, 読書 2021.03.11
東日本大震災から、10年が経つ今日、彩瀬まるの長編小説『やがて海へと届く』を紹介したい。帯にはこうある。もう会えない...
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山梨に生まれた歌人、山崎方代の生家跡を訪ねた。『一篇の詩に出会った話』で魅かれ、歌集『方代』を購入した。そのときには...
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ふたたび、『すべての、白いものたちの』を開いてみた。魅かれたページには付箋が貼ってあり、読み返す。「輝き」人間はなぜ...
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彩瀬まる, 読書 2021.03.03
彩瀬まるは、「女による女のためのR-18文学賞」からデビューした作家だ。去年は、自分の娘ほど歳若いこの作家の小説を夢...
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応募した小説が、「女による女のためのR-18文学賞」の最終選考に残りました。最終選考候補作は6作品で、Web上で公開...
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『すべての、白いものたちの』のなかに、興味深い一節があった。「白木蓮」のなかの一節だ。亡くなった大学の同期生ふたりの...
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原田マハ, 読書 2021.02.25
この本は、効き目あらたかな即効薬だ。疲れた心に、ビタミンカラーな言葉のシャワーが沁み渡る。心温まる物語〈ギフト〉を集...
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角田光代, 読書 2021.02.20
記憶とは、やっかいなものである。陽だまりをぼんやり眺める穏やかな時間のなかにいてさえ、過去の記憶をふと思い起こした瞬...
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原田ひ香, 読書 2021.02.16
16章ある連作短編集は、章ごとに場所とランチがタイトルになっている。たとえば「第一酒 武蔵小山 肉丼」「第二酒 中目...
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乃南アサ, 読書 2021.02.10
7編から成る短編集の帯には、こうある。無意識の中に潜む女の狂気を描くどれも、読み終えて背筋がうすら寒くなる心理サスペ...
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