先週は、ネットを開くたびに「4月23日はビールの日」という文字が出てきた。
もちろん23日は美味しくいただいたのだが、あらためて検索してみると、ビール関連の日は複数あることがわかった。
4月23日 地ビールの日
「地ビールの日選考委員会」が定めた日で、2000年から実施。ドイツの「ビールの日」が選ばれた。
4月23日 ビールの日(ドイツ)
「ビールとは何か」が世界で初めて明確に定義された日。
ウィルヘルム4世が発布した「ビール純粋令」により、水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母だけがビールの醸造に使用できると定められたのが、1516年の4月23日。
3月8日 ビアサーバーの日
冬の間眠っていた樽生ビールサーバーの点検、掃除をする日。3と8でサーバー。
8月4日 ビアホールの日
サッポロライオンの1号店が東京に開店した日。(1899年)
8月第一金曜日 世界ビールデー
カリフォルニア州サンタクルーズで始まった友人たちとビールを楽しみながら、ビール製造にかかわるすべての人に感謝をささげる日。(2007年)
ほかにも、「IPAの日」や「黒ビールの日」、「ゴクゴクの日」や、健康に気をつけて飲もうという「いいビール飲みの日」など、いろいろあるらしい。
ビール純粋令かあ、などと汗をかいたグラスに泡立つ琥珀色の液体を飲み干し、ん? と一瞬思考が止まった。
「これ、ビールじゃなかったわ」
日々楽しんでいるのどごし生は発泡酒。ドイツで制定されたビールの定義から外れている。
だけどまあ、500年前にはビールがこんなに多様化するとは思いもよらなかったよね、たぶん。
今起こっているパンデミックだって、誰が予想できただろう。
昨日と今日は違っているし、今日と明日もまた違っているのだ。
これまで特派員ブログで飲み比べてきたクラフトビールを紹介します。
こちらは、八ヶ岳南麓のクラフトビール。
【八ヶ岳ビール「タッチダウン」冬季限定シュバルツ他5種飲み比べ!】
個人的には、ピルスナーがいちばん好きです。
東京と隣接する小菅村のクラフトビール。
【「源流ビール」が美味い!多摩川の源流小菅村のクラフトビール】
源流ビールでは、ホワイトビールの美味しさに開眼しました。
IPAです。〈India Pale Ale(インディアペールエール)の略で、インドがイギリスの植民地だった頃、インドに船で送るため防腐剤の役割を持つホップを大量に使ったビールが作られた〉そうです。
富士山麓でつくられたクラフトビール。
【クラフトビールを楽しもう!富士山からのおくりもの「富士桜高原麦酒」】
黒ビールがフルーティで飲みやすかったのが印象的でした。
たくさん、飲み比べしたなあ(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。