彩瀬まる, 読書 2022.09.04
美しい色合いの装幀にハッとさせられる、彩瀬まるの4編から成る中編小説集。「わたれない」暁彦は、会社の九州移転を受け退...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2022.01.07
今年いちばんに紹介する本は、彩瀬まるの『新しい星』。短編連作のような趣だが、読み終えた感覚では長編だった。8話の短編...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2021.05.24
製薬業界研究者の姉、依千佳(いちか)と、アクセサリー作家の妹、仁胡瑠(にこる)の物語。それぞれ仕事で目指す高みを踏ん...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2021.03.12
ルポルタージュ『暗い夜、星を数えて』は、副題に「3・11被災鉄道からの脱出」とある。作家、彩瀬まるがひとり旅の途中、...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2021.03.11
東日本大震災から、10年が経つ今日、彩瀬まるの長編小説『やがて海へと届く』を紹介したい。帯にはこうある。もう会えない...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2021.03.03
彩瀬まるは、「女による女のためのR-18文学賞」からデビューした作家だ。去年は、自分の娘ほど歳若いこの作家の小説を夢...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2020.11.21
誰もが多かれ少なかれ、自分の身体に違和感を持ったことがあるだろう。わたしもそうだった。幼稚園の頃、スカートをはくのが...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2020.09.19
短編集『くちなし』では、ファンタジーより現実世界の物語の方が好きだったが、この長編はファンタジーであっても、心根を描...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2020.09.09
チェーンのドラッグストア店長の梨枝(28歳)は、母親とふたり暮らし。厳しい母に逆らうこともせずにきたのは、母親が赤ん...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2020.08.16
彩瀬まるの5編からなる連作短編集。すべて〈骨〉をテーマ、あるいはモチーフにしている。「指のたより」津村(40代)は、...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2020.06.02
7編からなるこの短編集は、直木賞候補になったそうだ。帯にはこうある。常識にとらわれない7つの”愛”が、あなたの世界を...
続きを読む
とても久しぶりに、本屋をゆっくりと歩いた。ショッピングモールとまではいかない田舎のショッピングセンター内にある本屋は...
続きを読む
彩瀬まる, 読書 2019.09.11
生も死も、夢も現実も飛び越えて、あなたを救う物語。帯にそう謳われた、彩瀬まるの短編集。6つの短編が収められている。『...
続きを読む
質問されたら、答えなくてもいい場合でもただただ律儀に答えてしまうってこと、ありませんか? それとも、何の抵抗もなくス...
続きを読む