オンデマンドで観てよかった。小説にはないドラマの味わいが満載だった。NHKドラマ(全10回)『団地のふたり』。
〈cast〉
太田野枝【小泉今日子】通称ノエチ、55歳。大学の非常勤講師。かつては神童と呼ばれた優等生。大雑把なようでいて真面目。バツイチ。
桜井奈津子【小林聡美】通称なっちゃん、55歳。イラストレーター。最近仕事が減り、フリマアプリで生計を立てている。几帳面で料理上手。独身。
ほか、丘みつ子(ノエチの母)、橋爪功(ノエチの父)、杉本哲太(ノエチの兄)、由紀さおり、名取裕子、塚本高史、ベンガル、仲村トオル、ムロツヨシなど。
〈story〉
団地生まれの幼なじみ、ノエチとなっちゃん。 結婚したり人気のイラストレーターだったりした若い頃を経て、昭和な団地に戻ってきた。 たがいのこれまでをなにもかも知っている仲だから、取り繕う必要もない。 日々一緒にご飯を食べ、他愛ないおしゃべりをする。そんなふたりは、団地のおばちゃんたち高齢者にも頼りにされている。網戸の張り替え以外にも。やがて、団地建て替えの話が持ちあがって。
小説でも、食事のシーンが魅力的に描かれていたが、ドラマで映像になっているとまったく違う。
なっちゃんの”坊さんめし”ともいわれる一汁一菜完結の精進料理っぽいご飯。
こんがり焼き色がついた「野菜焼き」にはローズマリーが香りを添え、丸まま茹でた筍を土鍋で炊いた「筍ご飯」、小学生の春菜ちゃんと食べた「ちらし寿司」。名前シリーズのふりかけたかしと梅干しを混ぜた「おむすび」。なっちゃんの部屋のベランダに置いたテーブルと椅子で食べる、きれいにカッティングされた「マンゴー」。
「なっちゃんの作ったものは全部、最高なんだよ」
ノエチは、断言する。
そして、なっちゃんが作らないものもおいしそう。
”喫茶店まつ”のもったり練ってこんがり焼いた昭和な「ホットケーキ」には、四角いバター。そこにメープルシロップをたっぷりかける。
ノエチが買ってきた、フルーツがごろごろ入った”やえしろ”の「フルーツサンド」。などなど。
越してきた父子家庭の父娘、若いヤンキーな子育て世代、ノエチの初恋の春日部君、謎のフラワーアーティスト。そして、昔から暮らす個性豊かなおばちゃんたち。
築58年の団地に暮らす様々な人たちの人生を根っこに置き、ドラマは展開していく。日々の食事や小さなことごとをおろそかにすることなく。
「そうだね~」と語尾を伸ばすとき、ノエチもなっちゃんも「ね」と「に」のあいだの発音する。ドラマを観終えてから、その音が不思議と耳に残っている。

小説『また団地のふたり』が出版されているんだね。ドラマの続編も、きっとやってくれるでしょう。☆画像はお借りしました。
やっぱり!続編が発売されたのですね。
ドラマを見終えたとき、なぜか続編がありそうな予感がしました。
ぜひぜひドラマも放送してほしいです。
久しぶりにいいドラマでしたよね。
レトロな団地の台所で繰り広げられるあたたかな料理は毎回楽しみでした。
季節の食材を使ったなっちゃんの料理食べたいな~と思いながら見ていました。
丘みつ子さんの上品さも素敵でしたね。
続編きっと放送になるでしょう。
団地のふたり
毎週、楽しみに見ていました。
団地のほんわかとする、近所づきあい、親子のつながり。
喫茶店での集いも良かったですね。
一度、二人が些細なことで喧嘩するのも、長年の友人同士だからこそ。
お互いに不満はあるよなあって、共感しながら見ていました。
なっちゃんのお母さんはいつになったら登場するのかな・・と思いました。
叔母さんの介護ということらしいけれど。そこがちょっと毎回気になってました・・。
続編、すっごい楽しみです!

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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