山梨県立博物館に「武田勝頼 日本に隠れなき弓取」を観に出かけた。
来月、新府城跡で開催されるウォーキングイベント「―勝頼の集大成―新府城を歩く」に参加する予定で、その予習も兼ねてのこと。
いつか、『地球の歩き方』で新府城のことを紹介したいと思っているのだが、そもそも歴史が苦手。そのとっかかりになればと申し込んだのだった。
驚いたのは、イベント申込日当日、電話がつながらなかったこと。
申込が電話オンリー、定員20人だったこともあるのだが、ずっと話し中。かけ続けてようやく10分後につながった。どうやら大人気らしい。
歴史好きの夫のレクチャーを聴きながら向かったこともあり、博物館を歩くうち、少しずつ武田勝頼に興味が湧いてきた。
毎年初詣に出かける「武田八幡宮」の取材では、勝頼夫人(桂林院殿)が武田家の守護神である武田八幡宮に納めた祈願文を読んだことがあり、19歳で夫とともに死んだ彼女の力強く訴えかけてくる言葉は印象に残っていた。
だが、勝頼自身のことは、ほとんど知らなかった。
武田勝頼といえば、武田家が滅亡したときの当主。そして偉大な父信玄と比較され、「暗君」「愚将」のイメージがつきまとうそうだ。
それが今、研究が進み、勝頼に対する評価が見直されているという。
タイトルの「日本に隠れなき弓取」とは「日本に広く知れ渡った武将」という意味を持ち、資料の『三河物語』のページには、織田信長の言葉(確定はできないが)として伝わるとあった。
織田信長が勝頼の首を見分した際に語った「日本に隠れなき弓取なれども、運が尽きさせ給いて、かくならせ給うものかな」との言葉を書き留めたことでも著名である。
勝頼を滅ぼした織田信長自身が、誰よりも勝頼を評価していたのではないか。
この勝頼展は、そんな新しい勝頼像を根底に置いていた。
歴史には、真実がどうだったのかわからないことが多い。
勝頼は、本当のところどんな人物だったのか。そんなことを思い描きながら観て歩くのは楽しかった。
来月のウォーキングイベントが楽しみだ。

山梨県立博物館、外観です。

let's go!

5月6日までやっています。65歳以上は入場無料。夫は無料。わたしは招待券で。

新府城跡のジオラマ。撮影スポットは、ここまででした。来月、ここを歩きます。

近くにお店が見つからず(入った定食屋さんは1時間待ちですと言われました)、昭和町まで戻って、ランチしました。

前菜付きのパスタランチ。イタリアンだけど、スペインバルのタパスを連想しました。

フレッシュトマトとツナの塩味パスタ。さっぱり系で、トマトにしっかり味がついていておいしかった。

自家製ティラミスと珈琲付き。行ったことのないお店に行くのも楽しいですね。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。