気が向いて、バーベキューをした。
といっても、夫婦ふたりでウッドデッキでバーベキューグリルを出して、スーパーで買ってきたものを焼く夕餉というだけだ。
焼き鳥、豚の串焼き、鰤のカマ、朝採りとうもろこし。フランクフルト。
野菜は、はね出し胡瓜の浅漬けだけ。
のんびりとした晩ご飯だ。
そういえば、5月の連休に「バーベキュー始め」をするのが例年のことだが、今年はもう7月になってしまった。
義母を見送ったのがその連休だからというのもあったし、6月には夫のグループ展があった。だけど、5月はいったいどこにいってしまったのだろう。特別なことは何もしていないのに、消えてしまった感じだ。
そんな時間というものの不思議を思いながら、夕刻の明るさから、徐々に夜の闇が色を濃くしていくさまを眺めた。
電気がついた明るい家のなかで夜を迎えるのとは、また違った夜が見えた。

庭のクヌギの木にいた、コクワガタ。

とうもろこしは、皮ごと蒸焼きに。焼き鳥は、せせりと砂肝。「玉蜀黍(たうもろこし)」は、秋の季語。
唐黍を折り取る音のよく響く 岩田由美

少しずつ暮れていく空を眺めつつ。

鰤のカマ焼き。

暗くなって、夫がランタンをつけてくれました。

ランタン、2つ、あります。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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