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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

デフカフェ「ランデフコーヒー」

今週、東京の施設で暮らす母に会いに行った。

あれこれ頼まれ、実家に行ったり買い出したり、バタバタしたが、90歳。欲しいもの、したいことがあるというのは元気なのだと思う。

 

その折りに、手話でコミュニケーションがとれるという西日暮里のデフカフェ「ランデフコーヒー」に立ち寄った。

カウンターに座ると、自家焙煎した珈琲豆が3種類あり、健常者の男性スタッフが好みを聞いてくれた。ドリップするのは、ろうのスタッフのようだったので、手話でも伝えようとしたのだが、「酸味」ってどうやるんだ? と、いきなりつまづく。それでも、酸味が爽やかなエチオピアを選び、オーダー。

ていねいにドリップしてくれた珈琲は、とてもおいしかった。

 

カウンターには、手話はできないけれど毎日のように珈琲を飲みに来るという、たぶんわたしと同年代の女性が座っていて、親しげに話しかけてくれた。そこに、あとから和歌山から来たという、しっかりした手話をする女子大生が座り、しばらくおしゃべりした。

彼女は、手話歌ライブを仕事にしている健常者のスタッフさんのファンだとか。彼はとても感じがよく、爽やかな若者だった。

 

和歌山の彼女が積極的に手話で話しかけ、珈琲を淹れてくれたスタッフさんと「名前」という手話は、大阪と東京とで違うよね、という話を一緒にした。和歌山の「名前」はまたちょっと違っていて、それはみな初耳だとおもしろがっていた。

エスカレーターに立つのも、東京と大阪じゃ左右逆だよね、とか、でも京都は東京と同じなんだよ、とか、車のハンドルも、アメリカは日本と違って左だね、でもイギリスは日本と同じ右ハンドル、なんて話をして楽しかった。

 

帰り際、「またね」と手話で挨拶してくれたので、わたしも「またね」と返した。

つい先月の、スペインでのことがよみがえった。

「hasta luegoアスタ ルエゴ(またね!)」

デフカフェ「ランデフコーヒー」。営業日だけ、バーを間借りしているそうです。

珈琲は、3種類から選べました。

とてもていねいにドリップしてくれました。

エチオピアエルガチェフェを、選びました。

香り高い~♩

カウンターには、グッズも販売していました。「手話べり(手話でのおしゃべり)会」もやってるんだ~

手話の「こんにちは」のポスター。すごく、かっこよかったんだけど、光って写ってなかった。

クリエイター門秀彦さんデザインのポスターだそうです。

 

☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。

【2025年3月2日(日)は「手話まつり」手話を知らない人も大歓迎~楽しい春のイベントだよ!】

 

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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