新府城ウォークでは、新府の桃の花を満喫できた。
わたしたち歴史ウォーク以外にも、桃の花目当てに訪れたと思われる県外ナンバーの車を数多く目にした。桃の里なのである。
「桃の花」は、春の植物の季語。傍題に「白桃」「緋桃」などがある。
単に桃といえば桃の実のことになるが、梅は逆に、梅といえば花のことになる。
『俳句歳時記・春』より。
鶏なくや小富士の麓桃の花 正岡子規
松山の西にある興居島で詠まれた句。春には山畑一面が桃の花のピンクに覆われたのどかな光景がひろがっていたという。「小富士」とは、島で一番高い280mほどの山のことで、富士山に形が似ていたそうだ。
故郷はいとこの多し桃の花 正岡子規
鶏なくやの次に詠まれた句で、日露戦争従軍記者として出発する前の3月に詠まれたと推測されるらしい。
『飯田龍太自選自解句集』にも、桃の花が詠まれていた。
桃開く憶(おも)ひ出は温めて後(のち) 飯田龍太
陽春のビールに酔い歓談に時を忘れていたら、寄せ書きすることになり、詠んだ句だそうだ。
こんな時は、即興がいい。思いつくままの句がいいのだ。それはわかっているが、いささか気分に酔いすぎて句にならない。句にならないまま筆をとってこの句を記した。同行の友が全部書きおわったころ、あたりに遅日の夕闇が迫っていた。
俳句は、描写。素直に、見たままを詠む。
よく、そういわれる。それはもちろん、そうなんだけれど、個人的には心の動きを詠んだ句に、心惹かれるところも大いにある。
子規の句に、龍太の句に、桃の花に、春の明るい光に、考える。

八ヶ岳と桃の花。

南アルプス連峰の鳳凰三山と桃の花。

歴史ウォークの途中でも、桃の花はあちらこちらに見えました。「勝頼が桃の花を見ていたかはわかっていませんが、春の鳳凰三山は、間違いなく見ていたでしょう」とは閏間さん。

こちらは、新府駅から新府城跡へ歩く途中の風景。菜の花の黄色と緑と桃の花、八ヶ岳の濃い青と白、青空のコントラストがなんともいえませんね。

穴山駅は、桜が美しかった。

葉桜になった枝から、生命力を感じます。

可愛い~♩

道は、花びらの絨毯になっていました。
こんばんは~。ご無沙汰しています。
青空と桃の花のコントラストが素敵ですね。
こちらも桃の花が満開です。
桜も終わりに近づき、八重桜も咲き始めました。
桃の花が咲きている風景素晴らしいですね。
黒沢監督の こんな夢をみた で始まる『夢』という映画を思い出します。
実際に見てみたいな~と思いました。
山梨の春はうららかで美しいですね。
桃開く憶(おも)ひ出は温めて後(のち) 飯田龍太
さえさんが紹介してくださる龍太の句を見せてもらってしみじみといい句だな~と思います。
秋田は今朝、大粒のあられが降りました。
なかなかうららかな春が来ませんね~。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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